こんな方におすすめ
- 抱っこ紐から赤ちゃんが転落する事故の現状を知りたい!
- おすすめの抱っこ紐ブランドが知りたい!
抱っこ紐はデザイン重視ですか?機能性重視ですか?
「どちらも捨てがたい...」と思われるパパママは多いかと思いますが、どちらよりもまず優先的に考えたいのが「安全な抱っこ紐かどうか」ではないでしょうか?
「抱っこ紐なんだから売られているものは全て安全」という考え方は禁物で、サイズが合っていない抱っこ紐や月齢・年齢に合っていない抱っこ紐を使用することで赤ちゃんが転落してしまうリスクがものすごく高くなってしまいます。
これから抱っこ紐を購入されるパパママもすでに抱っこ紐をお使いのパパママも、この機会に「抱っこ紐の安全性」について再確認したいところです。
この記事では、日本人が日本人のために開発した抱っこ紐ブランド「napnap(ナップナップ)」の安全性への取り組み方を参考に、ぴったりな抱っこ紐を選ぶことがいかに大切かについて考えていきたいと思います。
抱っこ紐を購入検討中のパパママも、すでに抱っこ紐をお使いのパパママも参考にしてみてください。
「抱っこ紐からの転落事故」は2014年から問題視され始めた
あまり知られていませんが、抱っこ紐からお子さんが転落する事故はとても多いです。
スーパーニュース
抱っこ紐 転落事故116件で注意だって。— hana (@hanahana255) August 4, 2014
2014年頃から抱っこ紐関連の事故が相次いで起きていたため、この時期から「抱っこ紐の安全性」について問題視されるようになってきました。
2014年8月に行われた東京都の調査では
はじめに2014年8月、抱っこ紐から赤ちゃんが落下して怪我をしてしまう事故が相次いでいる問題について、東京都が調査を行いました。
調査対象になったのは1~3歳のお子さんがいるパパママで、抱っこ紐を使ったことがある1,088人です。
【調査結果の詳細】
- 子供が転落したことがある(しそうになったことがある):13.8%(150件)
- パパママが転倒したことがある(しそうになったことがある):9.3%(101件)
- 子供を障害物にぶつけたことがある:13.9%(151件)
- 子供が窒息しそうになったことがある:1.0%(11件)
- 抱っこ紐などが原因で股関節脱臼と診断されたことがある:0.5%(5件)
- その他、危なかった(危ないと感じた)経験がある:6.2%(67件)
- 特にない:65.1%(708件)
引用元:抱っこひも等に関するアンケート調査結果
※複数回答で実施
「子供が転落したことがある(しそうになったことがある):13.8%(150件)」のうち、記述内容が「転倒」または「障害物にぶつけた」に該当する 7 件を省いた143件の調査結果がこちらです。
【子供が転落したことがある(しそうになったことがある)の回答結果を精査した内訳】
- 病院を受診した(入院あり):0件
- 病院を受診した(入院なし):2件
※心配になって受診したが、怪我などがなかった場合も含む - 怪我をしたり具合が悪くなったりしたが、病院を受診しなかった:2件
- 転落したが、怪我はなく具合も悪くならなかった:21件
- 転落しそうになった:118件
抱っこ紐からの転落事故や転落未遂の割合がとても多いですよね。
安全でなければいけない抱っこ紐が危険を招くきっかけになり得るため、かなり深刻な問題だと言えます。
2014年10月、安全対策協議会が抱っこ紐の安全面について提言
2014年10月21日、有識者や抱っこ紐メーカー関係者でつくる東京都の「安全対策協議会」は、前かがみになった際や肩ひもが緩んだ時でも転落やすり抜けが起きないよう、製品の改善を求める提言案をまとめました。
この提言案に強制力はありませんが、東京都は抱っこ紐業界団体やメーカーに改善を促す方針を打ち出します。
東京都の協議会は抱っこ紐からの落下事故の再現実験をして製品の改善点を検討。
肩紐の隙間から赤ちゃんがすり抜けて落下するのを防ぐために
- すき間の部分に転落防止用のひもを新たに作る
- 前かがみになった際に子どもが頭から落下しないように、子どもの腕を通す空間を新たに設ける
- シートの内側に子どもの身体を固定させるポケットやベルトを付ける
などの提言案をまとめました。
東京都は正式な提言を受け、抱っこ紐メーカーなどに改善を働きかけました。
この時すでに一部のメーカーからは赤ちゃんやパパママの安全に配慮した抱っこ紐も発売されていましたが、赤ちゃんのための製品の安全基準を定めている団体は2009年以降、抱っこ紐の基準を見直していなかったそうですから、新たに見直しをしていくことにも力を入れていきました。
2014年12月、抱っこ紐からの転落防止リーフレットを配布して注意喚起
2014年12月25日には「東京都商品等安全対策協議会」が東京都に対し、抱っこ紐等からの赤ちゃんの転落事故を防止するための取組が必要と提言しました。
そして東京都では、抱っこ紐から赤ちゃんが転落する事故を防止する取組として
- 消費者庁
- 経済産業省
- 一般財団法人製品安全協会
- 全国ベビー&シルバー用品連合会
- 抱っこひも安全協議会
と連携して、リーフレットを10万部作成。
抱っこ紐からの転落事故防止のための注意喚起を行いました。
このようなリーフレットです。
このリーフレットは多くのパパママに読んでもらえるように都内の保育所や各区町村の保健所・保健センター、消費生活センター、小児科、産婦人科などを通じて配布されたので、見かけたことがあるパパママも多いかと思います。
その後2015年2月6日、抱っこ紐の生産・輸入に関わる事業者は抱っこ紐の使用に関する赤ちゃんとパパママの安全対策を推進するために、抱っこひも安全協議会を設立しています。
海外製の抱っこ紐を日本人が使用した(サイズが合ってなかった)ことも原因の一つと言える
このように、2014年から赤ちゃんの抱っこ紐に関する安全性の基準の見直しやメーカーへの注意喚起などが積極的に行われてきました。
赤ちゃんが抱っこ紐からするっと抜けて転落してしまう事故は、(全部ではありませんが)外国製の抱っこ紐を(サイズが合っていない抱っこ紐を)使っていたということも原因であると捉えることもできます。
日本人は小柄なので、日本人に合っているサイズ感の抱っこ紐を使う必要があるんですよね。
そこで今注目されているのが「napnap(ナップナップ)」という日本人のために開発された抱っこ紐のブランド。
このブランドの抱っこ紐には内側部分に「おんぶ補助ベスト」というポケットを取り付けていたり、抱っこ紐の安全性に関して徹底的に追求してこだわっており、製品の安全性への取り組みとして、製品の安全を保証するブランドの「SGマーク」を取得しています。
napnap(ナップナップ)が日本人のパパママから人気な理由はブランドが誕生したきっかけに関係しているので、次項ではその辺りを詳しく見ていきましょう。
napnap(ナップナップ)ってどんなブランド?誕生したきっかけは?
napnap(ナップナップ)は日本人の体格に合わせて作られた日本人のための抱っこ紐ブランドで、開発者自身も子育て経験のある日本人です。
「肩こりと腰痛に悩む妻を何とかしたい」と考えたパパが考案しました。
開発者(パパ)の娘さんは2,600gで生まれ、生後3ヵ月頃には8kgまで成長しました。
すると次第に開発者(パパ)のママが娘さんを抱っこするのが大変そうになっていく姿を見る機会が多くなりました。
毎日の買い物やちょっとした家事の時でも抱っこをしないと娘さんが大泣きしてしまうということで、ママは寝不足になり、肩こり・腰痛に悩まされ始めたそうです。
そして見るに見かねた開発者(パパ)が、高校時代の同級生で整体師として働いている友人に相談をします。
「人間の体は上半身の体重を第五腰椎で支えていて、ただでさえ腰痛になりやすい状態。そこに、子供の体重が加わるため腰痛になるリスクはかなり高く、育児中に腰痛になってしまったママは治しにくい」というのです。
ある日開発者(パパ)は、冬富士を含めて500回以上富士登山をしている高校時代の恩師のことを思い出してヒントを得ます。
動画投稿サイトにUPされていた恩師の登山動画を見ていて、大きな荷物を背負って富士山を登る姿に「登山用のリュック」からインスピレーションを受けたのです。
すぐさまスポーツ用品店へ行き、重装備用のリュックは腰ベルトがついていることを確認。
早速登山リュックを購入して自宅に帰って米袋を入れて背負ってみると、肩に重さを感じないくらい楽に感じました。
「重さのほとんどを骨盤で支えている」ということがポイントだったんですね。
しかし開発者(パパ)は、肩が楽なだけではママが抱っこ紐を継続して使わないことを知ります。
ある日開発者であるパパはベビー用品のお店に行くことに。
そこで腰ベルト付き抱っこ紐がすでに売られていることを知ります。
初めのうちは肩が楽と喜んでいたママですが、外出時に抱っこ紐を使おうとしません。
それは
- 服装に合わせにくい
- ゴワゴワかさばる
- 抱っこ紐が重くて荷物になる
といったことが原因でした。
結果、抱っこ紐の扱いが面倒で使わなくなる始末で、肩や腰が辛い生活に逆戻り。
抱っこ紐はママの体の負担を軽減するものだと知っていながらも、不便と感じると使わなくなるということに気がつきました。
このような経験から、納得のいく抱っこ紐を自分たちの手で作ることにした開発者(パパ)。
そして、子育てのプロである保育士さんと保育園へ通うお子さんのママへアンケートをとることにしました。
アンケートを集計した結果、ほとんどのママが2個以上の子守帯(抱っこ紐・おんぶ紐、スリング)を持っていることが判明。
子供が重くなるまで抱っこを想定していないため、新生児から使えるもので価格とデザインだけで選んで購入しているそうです。
するとだんだん肩こりがひどくなります。
このアンケートを通してわかったことは、ママたちは以下の6つのキーワードで理想の抱っこ紐を探しているということでした。
- 肩・腰への負担が軽減される抱っこ紐
- 赤ちゃんが快適な抱っこ紐
- 持ち運びが便利な抱っこ紐
- 安全性に優れている抱っこ紐
- 装着と脱着が簡単な抱っこ紐
- デザインがおしゃれな抱っこ紐
このように、多くのママが納得できる抱っこ紐を作るためにnapnap(ナップナップ)は生まれました。
napnap(ナップナップ)は赤ちゃん・パパママみんなにとって安全で使いやすい抱っこ紐
赤ちゃんの安全面を考えたら、napnap(ナップナップ)のように日本人の体型に合わせて作られた抱っこ紐を使いたいですよね。
また、パパママが肩こりや腰痛になりにくい仕様にもなっているため、抱っこしてもらう赤ちゃんにとっても、抱っこするパパママにとっても安全で使いやすい抱っこ紐だと言えます。
「大丈夫、大丈夫」という油断が事故を招くことになりますし、起きてからでは遅いですから、抱っこ紐をどこのブランドにするか真剣に考えてみる必要がありますね。
抱っこ紐を購入検討されているパパママはぜひnapnap(ナップナップ)の抱っこ紐も候補に入れてみてください。
napnap(ナップナップ)の抱っこ紐を取り扱っている実店舗もあるので、気になるパパママはnapnap(ナップナップ)オンラインサイトショップを参考にどうぞ。
「【napnap(ナップナップ)の抱っこ紐】人気シリーズの特徴とスペック紹介」ではラインナップの特徴をご紹介しているので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
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