こんな方におすすめ
- しかけ絵本の効果が知りたい!
- しかけ絵本と脳の関係が知りたい!
しかけ絵本は開いた瞬間に飛び出てきたり、引っ張るとキャラクターが顔を覗かせたり、色が変わったりと、想像を超えるような驚きや感動を与えてくれますよね。
お子さんの好奇心をくすぐり、夢中にさせてくれます。
「うちの子には、いきなり絵本デビューはハードルが高いかも...」というパパママも、一度しかけ絵本に挑戦してみると良いかもしれません。
本に興味を持つきっかけになるしかけ絵本は、本を用いた教育の導入に最適です。
今回は、しかけ絵本の知られざる嬉しい効果とメリットについてご紹介していきたいと思います。
お子さんの知育・教育について模索されているパパママや、お子さんに絵本に興味を持ってもらいたいと考えているパパママは、是非参考にしてみてくださいね。
しかけ絵本は子供の知育に効果的な道具
子供は乳児期や幼児期に指先をたくさん使うことで、脳に刺激を与えることができます。
この繰り返しで知的発達が促進されていくのですが、しかけ絵本はまさに知的発達に効果的な「掴む」「引っ張る」「めくる」「閉じる」といった動作ができる画期的なアイテムなんです。
パパママに読み聞かせてもらうだけではなく、子供自身も指先を動かしながら楽しめるというところは、子供の積極性の向上や自発性を高めてくれる効果もあります。
知育・教育に役立つしかけ絵本の効果とは?脳が活性化するメカニズムについて
「驚く」「感動する」は脳を活性化させる効果が
冒頭部分でもお話ししましたが、しかけ絵本の魅力は想像を超えるような「驚き」や「感動」ですね。
この「驚く」「感動する」という経験は積み重ねていくごとに脳を活性化させることが研究で明らかになっています。
なので子供の成長期には特に驚きと感動をたくさん与えたいですね。
【ペンフィールドの脳地図で見る】手をたくさん動かすと脳の活性化効果が期待できる理由
ペンフィールドの脳地図を知っていますか?
これは、体のそれぞれの部位が担当する機能が脳でどれくらいの割合を占めているのかをわかりやすく表している図です。
表されている部位のサイズが大きければ大きいほど、脳が働く面積も大きいということを表しています。
上の写真では口や舌、手足が大きくなっていますよね。
ということは、この部位が特に脳に刺激を与える部位だということです。
とても刺激に敏感で、知的能力を育てるのに重要な部位ということなんです。
ちなみに人間の体は動かすことでその部位に血液が多く送られるようになっているのですが、脳も同じく使えば使うほどたくさんの血液が送られて活性化するようになっているのです。
人間の体の仕組みってすごいですよね。
しかけ絵本は、この生理現象にとても効果的だと考えられています。
脳の神経回路「シナプス」の発達は記憶・学習に効果的
脳の神経回路である「シナプス」は脳細胞同士をつなぐ働きをしていて、刺激を受けることでシナプスの数が増えていき、脳細胞同士がどんどんつながっていきます。
人間の脳内には約1,000億以上の神経細胞が存在していると言われていて、シナプスを介して結合することで、記憶や学習の形成に必要な神経回路を作り上げていってくれるのです。
先ほどお話ししたように、小さい頃から頻繁に手や指を使う習慣があると、それだけシナプスの発達促進に効果的だと言えます。
セロトニン(幸せホルモン)は、しかけ絵本でも分泌される効果が
人間がリラックスしている時に分泌している「セロトニン」というホルモンは別名「幸せホルモン」と言われています。
このセロトニンが分泌されると自律神経が整い、安定した精神状態を保つことができます。
心のバランスやリラックスと深い関わりがあるのです。
感動や驚きを与えてくれるしかけ絵本はセロトニンと密接な関係にあり、遊んでいる間、セロトニンの分泌量が増える効果も。
パパママとコミュニケーションをとりながらしかけ絵本で遊ぶと、より高い効果が期待できます。
また、セロトニンは太陽の光を浴びることで大量に分泌されるとも言われているので、外で遊ぶこともお忘れなく。
しかけ絵本のその他の効果やメリット
しかけ絵本には、その他にも嬉しい効果やメリットがあります。
詳しく見ていきましょう。
しかけ絵本は物を大切に扱う心も育めるメリットも
友人に子どもが生まれたので、このファーストブックをプレゼント!まずはお父さんとお母さんがこのしかけ絵本を楽しんでいます。めくってパカッと出てくる子たちが可愛い…! #ほんよも #たまごのえほん #童心社 #いしかわこうじ #しかけ絵本 pic.twitter.com/fEAvRSsWJW
— 今日は、本を読もう。プロジェクト (@ireadabooktoday) July 31, 2018
しかけ絵本は作りが凝っているため、とても繊細。
パパママからしてみれば「せっかく買ってきたのにもボロボロ...」となってしまうかもしれませんが、このような経験はお子さんに「物を大切に扱う心」を育む機会になります。
お子さんが小さいうちはパパママも一緒になってしかけ絵本を楽しみながら「大切に使おうね」「優しくめくろうね」などとコミュニケーションをとるようにすると良いかと思います。
しかけ絵本を通じて物を大切にする心を育み、同時に親子のコミュニケーションをとることができるので良いですよね。
夢中になる癖が自然に身に付く効果も魅力的
しかけ絵本は豪華な装飾と絵本とは似て異なる存在感があります。
ストーリーを純粋に楽しむだけではなく、立体的に動かして楽しめるのでお子さん自身が世界観に入り込むことができるため、夢中になる癖が自然とついていくんですよね。
大人になって「夢中になれない」「本気になれない」「やりたいことがわからない」と悩んでしまう人が多いのは、子供の頃の習慣や環境と深く関係しているとも言われています。
なのでしかけ絵本で夢中になる癖が自然に身に付くことは将来にとっても良い効果があるということなんですね。
しかけ絵本をお子さんの知育・教育に役立てよう
今回は、しかけ絵本の知られざる嬉しい効果とメリットについてご紹介していきました。
このように、しかけ絵本は知育・教育に役立つ嬉しい効果やメリットがたくさんある魅力的なアイテムです。
お子さんとのコミュニケーションツールにもなりますから、まだしかけ絵本をお持ちでないパパママは取り入れてみてくださいね。
人気のしかけ絵本には「【ワールドライブラリーパーソナルしかけ絵本】3冊セットでギフトにも自宅用にもおすすめ」のようなものがあります。
こちらも合わせて参考にどうぞ。
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