子育て

【魔の2歳児→悪魔の3歳児】どう対処するべき?天使の4歳児までのエピソードも解説

投稿日:2020-02-11 更新日:




こんな方におすすめ

  • 「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」の対処方法が知りたい!
  • 「天使の4歳児」の様子を詳しく知りたい!
  • 2歳〜4歳のお子さんがいる先輩パパママのエピソードが知りたい!

 

  • 自我が芽生え始める「魔の2歳児」
  • 自己主張が過激になる「悪魔の3歳児」
  • 聞き分けが良くなる大人な子供「天使の4歳児」

パパママであれば一度は聞いたことがある言葉だと思います。

 

「自分の子なのに全然理解してあげられない...」

「何でこのタイミングで泣く!?怒る!?ぐずる!?」

「こんなに手がかかるのはうちの子だけ!?他のパパママはどう対処してるの!?」

そんな風に思われているパパママは多いのではないでしょうか?

 

この記事では、先輩パパママたちが経験した「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」「天使の4歳児」に関するあるあるエピソードを紹介しながら、それぞれどういう時期なのか、パパママはどう対処するべきかなどをお話ししています。

2歳以下のお子さんがいるパパママにとっては「やっぱり子供はみんなそうなんだ...うちもいよいよこれからだね!」と役立つシミュレーションに、すでにイヤイヤ期に突入したお子さんと奮闘中のパパママは「わかるわかる!可愛いけどね、もう毎日大変で...」と共感できる内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【通称イヤイヤ期 ・第一次反抗期】
「魔の2歳児」はとにかく「ヤダヤダ!」でパパママを困らせる

早い子だと1歳半頃から、一般的には2歳から自我が芽生えてきて、自分の意思を強く主張するようになります。

なのでこの頃は通称「イヤイヤ期」とも呼ばれ、パパママが言うことやることに対してとにかく「嫌だ!!」と反発する時期。

第一次反抗期とも言われ、とにかくパパママの手を焼いて焼いて困らせる年頃です。

 

イヤイヤ期真っ盛りだと「ごはんを食べない」「歩かない」「寝ない」など、とにかくパパママの思い通りにいかないシーンがたくさん。

「どうしてこんなことやるの?」「なんで?」の毎日でヘトヘト。

「赤ちゃんのままでいてくれた方がずっと楽だったのに...」と、そんな風に思ってしまうことも多い時期でもあります。

子供にゆっくり向き合ってあげたいとは思っていても、仕事に家事に忙しくてそんな時間もなかなか取れなくて、「子供が寝た後は毎日反省の日々」というパパママも多いようです。

 

ところで「魔の2歳児」「イヤイヤ期」の子供の心理学的な意味をご存知でしょうか?

魔の2歳児真っ只中のお子さんにイライラしがちなパパママも、これを知ればどう向き合えばいいのかが見えてくるかもしれません。

 

「イヤイヤ期」「魔の2歳児」「第一反抗期」はあまり良いイメージがない?

「イヤイヤ期」「魔の2歳児」「第一反抗期」と聞くと、どんなイメージが頭に浮かびますか?

  • 考えるだけでゾッとする時期
  • 子育てが辛く感じる時期
  • パパママが絶えなくてはいけない時期
  • 子育てでどうして良いかわからなくなる時期
  • ストレスが溜まる時期

こんなイメージをお持ちになるパパママは多いのではないでしょうか?

 

「あれは嫌!これも嫌!」とわがまま言い放題し放題の制御不能なお子さんの外見だけ見ればまさに「魔の2歳児」で、ストレスが溜まりそうになりますよね。

しかしそのお子さんの姿は目に見えている現象に過ぎず、魔の2歳児の本当の姿ではありません。

魔の2歳児はパパママが思っている以上に遥かに奥が深いのです。

それでは、イヤイヤしている魔の2歳児の心の中では、別の何が起こっているのでしょうか?

 

魔の2歳児の心の中では何が起こっている?

魔の2歳児がイヤイヤする本来の目的は、イヤイヤをすることではありません。

冒頭部分でもお話ししましたが、この頃の子供は自我の急成長期であるため、その副産物としてイヤイヤが出てきます。

メインに捉えられがちなイヤイヤはどちらかというとおまけであって、魔の2歳児がイヤイヤする本当の目的は「自我を成長させること」

 

パパママはもう大人なので「自分は一人の人間?」なんて疑うことはありませんが、生まれたばかりの赤ちゃんは自分の存在を自覚しておらず、自分はママと一心同体だと感じています。

0歳後半から1歳にかけて身体能力が著しく向上してハイハイを始め、立っちができるようになって歩き出したりするようになると、だんだんとママから離れていきます。

するとそれまでは「ママと一心同体」という考えが薄れ、一個人である「自分」の存在に気づき始めます。

そして2歳になる頃には自我の確立がはっきりして、自分の意思を通そうとしてみたり、感情を強く表現する機会が多くなっていきます。

これがイヤイヤ期と呼ばれる「魔の2歳児」の正体です。

 

心の中で起こっていることは目に見えないもの。

なのでパパママはどうしても目に見えるいやイヤイヤした姿をメインに捉えてしまいがちです。

すると魔の2歳児の「イヤイヤする姿」ばかりが目に付くようになってしまうということなんですね。

魔の2歳児のやっている行動だけを見て対処法を考えると間違った方向へ進んでしまう可能性もありますから、パパママは注意したいところです。

それでは、魔の2歳児への対処法でやってはいけないこと、反対にやってあげたいことにはどのようなものがあるのでしょうか?

 

【魔の2歳児の対処法】
心理学的に見た場合、やってはいけないこと・やってあげたいこと

心理学的に見た場合、魔の2歳児にやってはいけないことや、反対にやってあげたいことが2つずつあります。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

魔の2歳児にやってはいけない2つのこと

【魔の2歳児にNG①】パパママの都合で子供の「イヤイヤ」を消そうとする

魔の2歳児のイヤイヤしている姿をそのまま捉えてしまうと、どうしても「イヤイヤだけ」に目が向くようになってしまうということをお話ししました。

手が焼ける魔の2歳児に対して多くのパパママがやってしまいがちなのが「 子供のイヤイヤをどう封じ込めるか」ということです。

パパママが「もう!いい加減にして!」「泣くのはやめなさい!」「わがまま言わないの!」とお子さんのわがままを無理に抑え込もうとすると、子供はうまく感情を排出できず、心のどこかに抑圧してしまうことになります。

押さえ込まれてしまった感情はいつか、どこかで爆発してしまいかねません。

なのでお子さんのイヤイヤを消そうとするのではなく、自我の成長を促進するにはどうしたらいいのかを考えることをおすすめします。

 

【魔の2歳児にNG②】先回りして、イヤイヤをさせない

お子さんにイヤイヤされるのはパパもママもイヤですよね。

なのでついやってしまうのが、子供にイヤイヤさせないための「先回り行動」です。

パパママが先回り行動をすると、子供の成長スピードを弱めてしまう可能性も。

つまずかないように失敗しないように手を貸し過ぎてしまうと、子供は何でもスイスイと事を進めることができるため、自分の力で進んでいくチャンスが減り、自我の発達が促されなくなるのです。

パパママは子供が失敗しないように足場を固めてあげるのではなく、子供がつまづいた時や失敗した時に、その悔しい気持ちに寄り添ってあげることが大切ですね。

 

魔の2歳児にやってあげたい2つのこと

【魔の2歳児にOK①】 子どもに選ばせる

2歳頃の子供は、パパママに何かを決断されることを極端に嫌がります。

なので基本的には子供に選ばせるようにすると◎です。

パパママのスケジュールに大きな影響を及ぼさなような事柄に関しては、子供に決断してもらうと良いですね。

「今日のお洋服はどうしようか?どっちがいい?」

「おやつはクッキーとゼリーならどっちがいい?」

など、選択肢を2つ以上用意してあげるのもおすすめです。

小さな決断をたくさんこなしていくことで自我が満たされ、イヤイヤが減るきっかけに繋がる場合もあるようですよ。

 

【魔の2歳児②】 親子間の絆の強化を図る

子供に反発されるとパパママもイライラ(ストレスが溜まっている場合は特に)してしまいますよね...。

お子さんのイヤイヤが連発となれば、どんなに寛大なパパママでも「もういい!好きにしなさい!」「いい加減にして!」と突き放してしまいたくなることもあるかと思います。

しかし親子間の絆(アタッチメント)が強い方が、イヤイヤ期である魔の2歳児をスムーズに乗り越えられるというデータがあるほど、この時期は親子関係の在り方が求められると言われています。

イヤイヤモードになっていない時のスキンシップや遊びタイムを今以上に充実させると、お子さんの揺れる心が安定してきます。

 

パパママは魔の2歳児(イヤイヤ期)の定義を書き換える努力を

よく育児書に、「イヤイヤ期がないのはよくない」「この時期はイヤイヤをさせてあげましょう」などと書いてありますが、これだとイヤイヤの有無だけでこの時期を定義してしまっていることになります。

ここまでにお話ししてきたように、この時期の本来の目的は「イヤイヤをすること」ではありません。

単にイヤイヤをさせればOKとしてしまうと、「ただのワガママ」にもなりかねません。

 

「自我を発達させる働きかけをしてあげているか」をポイントにしていくと、正しい向き合い方ができるようになります。

イヤイヤ期・魔の2歳児と捉えるのではなく、新たに「自我促進期」として捉え、子供の「僕がやるの!」「私やりたい!」という気持ちを満たすような働きかけを、日々盛り込んでいきましょう。

 

【もはや魔王...】
2歳の時よりもレベルアップした「悪魔の3歳児」はわがままのピーク期


「魔の2歳児」が終わり、「そろそろ反抗も少なくなって落ち着いてくれるはず...」

そう信じていたのに、「むしろパワーアップしてる?」と思うのが3歳頃です。

3歳になっても終わらない反抗期、むしろ3歳になってから一段と反抗が増えてしまう期間や子どものことを、「悪魔の3歳」「悪魔の3歳児」と呼ぶことがあります。

魔の2歳児とはどう違うのでしょうか?

 

悪魔の3歳児は「知識」「思考力」「体力」すべてが2歳児よりパワーアップしている

3歳児の動きは、2歳児よりもダイナミック。

2歳の時に比べると、子どもたちの知識は驚くほど増え、思考力も伸びています。

以前よりも自分の思ったことを自分の思った通りに表現することができ、さらにどこからか得てきた大人っぽい言葉も使うようになるかもしれません。

悪い言葉で言えば「生意気なことを言える」ようになっているのです。

しかし、4歳児ほどは「考えてから言ってみる」ということもまだ得意ではありません。

「こんなことを言ったらママが悲しいって言うかな?」

「これはこの前ダメだって言われたことかな?」

そんなこと考えるよりも前に、思ったことをパッと言ってしまいます。

これが、パパママがイラッとしてしまう原因をたくさん作っているのかもしれません。

さらにもうひとつ2歳の頃と違うのは、非常に体力がついているということです。

一緒にお散歩してみると、1年前の倍以上の距離を元気に歩くことができるはず。

つまり、泣き疲れるまでの道のりも倍以上。

暴れ疲れるまでの時間も倍以上。

泣くことも暴れることにも体力がいりますが、その体力がしっかり備わっているのが3歳児なのです。

 

パパママが悪魔の3歳児とイライラせずに過ごすには?

この時期の子どもと過ごすのも、基本的には「魔の2歳児」の時代と変わりありません。

 

【3歳頃の子供の対処法】

  • 大人の説明はあと回し、まずは子供の言い分をしっかり聞く
  • 落ち着かせるためにボディータッチが効果的
    3歳なら抱っこではなく手を握るのもおすすめ
  • 問題をすり替えない
    「~を買ってあげるから」のような関係のない交換条件を使わない
  • パパママ自身も冷静になる方法を考える
    「時間を置く」や「パパはママ、ママはパパにバトンタッチする」など

 

子供の言葉がはっきりしてきた分、話し合いはスムーズに進むかと思います。

子供の説明に矛盾する点はあるかもしれませんが、なぜその理由では聞き入れることができないのか、どういう部分におかしいところがあるのか、しっかり説明してあげてください。

 

3歳と言えどまだまだ赤ちゃん。甘えたい気持ちもある

口の達者な3歳児と話していると、パパママも忘れがちなことがあります。

それは「まだ赤ちゃんの部分が大きく残っている」ということ。

説明せずにぐずぐずしたり、自分の言い分を言わずに床に転がってみたり。

それは、まだまだ「甘えたい」という気持ちがあるからこその行動とも言えます。

そんな時は「正しいか、間違っているか」はひとまずおいておき、親子の時間を大切に過ごすほうを優先するようにしましょう。

「今日はこれで良いけれど、次からはこうしてみようね!」

そんな風に譲歩して、長い目で見てゴールを目指すことができればいいと考えましょう。

 

3歳と言えば、幼稚園入園を間近に控えているお子さんも多いと思います。

自分の意志をはっきり言えることは、集団生活の中では特に重要なこと。

譲歩したり考えを改めたりすることはこれから人と人の間で揉まれて学びます。

現時点はまだそれができない段階であることを頭に入れて対応しましょう。

 

 

【まるで大人のような子供】
大人の事情をも理解し始める「天使の4歳児」

「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」の次に訪れるのは「天使の4歳児」です。

寝かしつけをしなくても自分で寝れるようになったり、会話ができるようになったり、こうして成長しながら大人の事情を理解できるようになってくるのが、この「天使の4歳児」

これまでの「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」とは真逆と言えるほど落ち着いてくるため、このように言われることも多いです。

天使の4歳児と言われていますが訪れる年齢には個人差があり、5歳頃に訪れる子もいるようです。

 

4歳児は「小さな大人」

4歳頃の子供は大人のように考えることができる「小さな大人」です。

もちろんこれまでと比べてということですが、自分自身が考えたことをどのように実現させることができるのかをじっくり考えたり、大人がうまく導くことにより、自分で目標を立てて練習したりすることもできるようになっていきます。

そして2歳、3歳では難しい思考回路を手に入れていき、どんどんおしゃべりに。

お友だちとのやり取りの中でも思考力が構築されていき、物事を客観的に考えたり、誰か特定の人物の立場に立って考えることができたりもできるようになっていきます。

 

意志の疎通が可能になり、子育てが楽しいと強く実感できる「天使の4歳児」

4歳頃になると会話ができるようになったり、意思の疎通ができるようになってくるので「子供が何を求めているのかわからない...」「何が気に入らないのかわからない」ということがほぼなくなり、子育てが急に楽しくなってくるというパパママも多いです。

ここまででお話ししてきたように、「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」である「魔の時期」特有の大変さの大きな原因は「子供と意志の疎通ができない」ということでした。

4歳にもなれば言語能力がさらに発達し言葉でコミュニケーションが取れるようになるので、もどかしさが一気に解消されていきますね。

 

寝かしつけ要らずでパパママの負担がグッと減る


3歳頃までは寝かしつけに苦労されてきたパパママ。

しかし4歳頃からは多くのお子さんが寝かしつけをしなくても1人で寝られるようになっていきます。

負担がグッと減るため、楽に感じるケースが多いです。

お子さんの寝かしつけが不要になった分パパママの自由時間ができ、心にも余裕が出始めます。

 

念願の「トイトレ」も卒業


2歳前後から始めることが多いトイトレ。

4歳頃に卒業するケースが多いです。

オムツのことやトイレを気にかけることも少なくなり、自分から「トイレに行きたい」と言えるようになるため、パパママの負担も少なくなっていきます。

トイトレがなかなか進まなくて悩んでいるママもいるかと思いますが、5歳頃になってから自然にできるようになるパターンもあるみたいですよ。

 

「抱っこ攻撃」からの解放

4歳になると会話が成立するだけでなく、比較的長い時間自力で歩いてくれるようになるので楽に感じられるパパママが多いです。

2歳・3歳のお子さんと一緒に出かけると途中で「もう歩けない」となるのがお決まりのパターンですよね。

体重はすでに10kg以上あるので、抱っこやおんぶでママもパパもフラフラ...。

4歳頃になると短い距離なら自力で歩ける子が増えてきます。

ベビーカーやバギーを持ち歩く必要もなくなり、パパママが身軽になる時期です。

 

お手伝いができるようになる

4歳~5歳頃からパパママのお手伝いをしてくれるようになる子が多いようです。

この頃にひらがなを覚えはじめ、絵付きのお手紙をくれるようになったりもするため、癒される機会も多くなります。

将来のためにも家事を教えておきたいと思いつつ、魔の2歳児や悪魔の3歳児の頃にはそれどころじゃないパパママも多いはずです。

パパママの指示に従って上手にお手伝いができるようになるのも4歳頃からが多いようですよ。

 

パパママへの気遣いが芽生えてさらに天使に

荷物が多い時に一緒に持ってくれたり、食器の片付けやお掃除のお手伝いなどをしてくれることが多くなるのが4歳頃。

天使の4歳になってから、ママを気遣ってくれるようになったという子が多いようですね。

ママにお世話される一方だった赤ちゃんを卒業し、時にはママの力になれる子にに成長していきます。

 

大人の事情を理解してくれることも

外に出るたびにお菓子やジュースをねだっていたり、静かにして欲しい場面で静かにしてくれなかったりしていた子も、4歳頃になると大人の事情を理解して接してくれるようになります。

4歳以上になると大人の話や状況を理解する力も発達してくるようですね。

言い換えれば、世の中の仕組みを理解し始めた時期でもあるのかもしれません。

 

妹や弟を諭す4歳児も多い

4歳頃のお子さんに妹や弟がいた場合、パパママと妹・弟の仲裁に入ってくれたり、パパママの代わりに諭してくれたりする子もいます。

「待って、いつの間にこんなに大人に!?」と驚き、感心させられることも多いようです。

心強いですよね。

天使の4歳児は、魔の2歳児、悪魔の3歳児のようにその兆候がはっきりと訪れるわけではなく、時期や言動にも個人差があるようです。

「そういえば、あの頃が天使の時期だったかもしれない...」と、振り返って思い出すパパママもまた多いようですよ。

 

天使の4歳児は一瞬で過ぎ去る?

4歳・5歳の頃はわりと聞き分けが良かったけど、6歳頃になってからは強めに注意すると「前はこう言ってたのになんで今日はダメなの?お母さんは間違ってる!」などと理屈で反論してくるようになり、プチ反抗期に突入したと感じることもあるようです。

どうやら、やっと訪れた天使の時期も、一瞬で過ぎ去ってしまうこともあるようですね。

思春期の反抗期を経験された先輩パパママの中には「今思えば、魔の2歳児ですら天使だったと思えます(笑)」という意見の方も多いです。

お子さんが成長していくことは喜ばしいことですが、パパママが打ち負かされるほどに成長してくると大変な部分も多いようですね...。

 

思ったことをすべて言葉にするわけではない年頃でもある

天使の4歳児は会話が成立するようになり、意思の疎通がスムーズになりますが、油断は禁物。

4歳児は他人のことを考えられるようになるので、「パパママに言わないほうがいいかもしれない」といったことを考えるようにもなるからです。

そんな気持ちから、嘘をつくことも出てきます。

表面上は何もなくても、子供の中では何か問題が起きているかもしれないという疑いをもちながら、冷静に分析することが必要です。

場面によって振る舞いが違うことがないか、体調の変化はないかなど、保育園や幼稚園の先生・友だちのパパママを通じて、自分の子供の情報を集めることも必要になる場合もあります。

イヤイヤ期の本質の部分でもお話しした通り、言葉をそのままとらえるのではなくて、見えにくい部分の情報も重視してみましょう。

 

子育てを頑張るパパママ・子育てやしつけで悩みがあるパパママにおすすめの本3選

この記事でもお話ししてきたように、子育てはパパママの都合の良いようにはいきませんよね。

パパママの事情でどうにかしようとすればするほど子供は言うことを聞かずにイヤイヤします。

ここでは子育てを頑張るパパママや、子育てやしつけで悩みがあるパパママにおすすめの本をご紹介。

ぜひ参考にしていただければと思います。

 

子どもの「いや」に困ったとき読む本

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東京学芸大学教育心理学講座教授・大河原美以氏の本です。

「ママがいいの!」「ちがう!」「買ってくれなきゃやだ!」などと大泣きやかんしゃくするお子さんの真理にはちゃんとした理由があります。

多くのパパママたちが困惑している子供の「イヤイヤ」について、しつけとは何か?とテーマに理論に基づいた具体的なしつけ方をアドバイスしてくれています。

 

 

 

もう怒らない!これだけで子どもが変わる魔法の“ひと言"

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お子さんにかける言葉を変えるだけで子育ての悩みが解消したら嬉しいですよね。

「早くして!」「ダメダメ!」「なんでそんなことするの!」など、毎日ガミガミイライラ怒りながら繰り返してしまう言葉を変えていくだけで、子育てが驚くほど楽になると、著者の若松亜紀さんは考えています。

子供の考える力・個性や自信を伸ばしながらパパママの笑顔も増やしてくれる方法が詰まっている一冊です。

 

 

 

男の子・女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方

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20年間で12,000人の子供をみてきた著者・竹内エリカ氏が、男の子・女の子別に合った育て方を教えてくれています。

ということで、男の子と女の子でそれぞれ別の本になっています。

  • 男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方
  • 女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方

 

男の子に「ダメ!」と言いすぎてしまうパパママは多いようです。

子供は好奇心旺盛なのでパパママをはらはらさせることばかりしますから、仕方のないことなのかも知れません。

しかし、お子さんの好きにやらせて失敗も繰り返し経験させた方が好奇心旺盛さをそのままに、やる気のある子に育ちます。

 

一方で、女の子はやさしい表情と語りかけが大事とされています。

心が豊かな女の子に育つとされているからですね。

しっかりしているように見えて本当は甘えたい心理が強く、女の子の心は男の子より複雑。

そこでこの本では、女の子が感性をはぐくむことから始まり、想像し考える力を身に付け、自分らしさを築いていくまでのそれぞれの要素を、段階的に7つのステップに分けて解説してくれています。

 

【男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方】

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【女の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方】

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