子育て

【子供靴の正しいお手入れ方法】洗う頻度や上手な洗い方・干し方についても紹介

投稿日:2019-11-05 更新日:




こんな方におすすめ

  • 子供靴の正しい手入れ方法が知りたい!
  • 子供靴の洗う頻度が知りたい!
  • 子供靴のおすすめの洗い方・手入れ方法が知りたい!

 

「どうやったらこんなに汚してこれるの!?」というほど泥だらけだったり、「これなんの汚れ??」と思うような汚れなど、外で元気に遊んで帰ってくるお子さんの靴はあっという間に汚れてしまいますよね。

子供靴を洗ってみても落ちない汚れもあったり、子供靴の寿命のことを考えるとこまめに洗うのもどうなんだろうと思われるパパママは大勢いらっしゃるかと思います。

 

そこでこの記事では、子供靴の正しい手入れ方法や洗う頻度についてご紹介していきます。

子供靴の正しい洗い方・手入れ方法・洗う頻度などが気になるパパママはぜひ参考にしてみてください。

 

子供靴を洗う頻度・手入れ頻度はどのくらい?

まずは子供靴を洗う頻度・手入れ頻度はどのくらいなのかを見ていきましょう。

結論から言うと、外で履く子供靴も室内履き(上履き)でも関係なく、子供靴を洗う基本的な頻度・手入れ頻度は「1週間に1回」がおすすめです。

子供は代謝が良く、毎日足全体にたくさんの汗をかきます。

(なかには靴下を履かないで靴を履く子もいますよね...)

子供靴の外側は全然汚れていなくても、子供靴の内側は汗や皮脂でものすごく汚れており、臭いもすごいことになっている場合も。。。

幼稚園や小学校で履く上履きであれば毎週1回は持ち帰ってくることにになるので、そのタイミングに合わせて洗うのもいいですね。

※夏場は週に2〜3回洗うパパママもいます。

 

汚れやすい子供靴...何回も洗って傷まない?

「子供靴を頻度高く洗ってしまうと傷まない?」というように気になるパパママは多いです。

実際、洗いすぎによる子供靴の傷みよりも洗い方による子供靴の傷みがメイン。

洗い方に気をつければ、サイズアウトするまで履けることがほとんどです。

これはサイズアウトが早いお子さんの靴に限る話なので、大人の靴の場合は異なります。

 

【注意】子供靴の汚れは溜まりすぎると落ちにくくなる

子供靴の汚れに限らず、様々な汚れは蓄積すると落ちにくくなります。

子供靴の場合はさらに汚れが落ちにくくなります。

綺麗な状態を保ったり、清潔な状態を保つためには子供靴をこまめに洗う(先ほどお話しした週1回程度)ことで汚れが落ちにくくなることを防いでくれます。

 

子供靴はローテーションを想定して2足あると便利&長持ち

子供靴はローテーションを想定して、前もって2足持っていると◎

今履いている子供靴が汚れてしまって洗うことになっても「履く靴がない...」という状況にはなりませんし、2足の子供靴を交互に履いてもらうことで長持ちさせることができます。

「サイズアウトするのが早くてもったいないから1足あれば十分」というパパママも多いですが、1足を履き潰すもしくはサイズアウトするまで履くか、2足を状態良くサイズアウトするまで履くかは見栄え的にも違うはずなので、できれば2足の子供靴を持っていると良いですね。

 

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【手洗い編】子供靴(スニーカー系)の正しい洗い方・手入れの仕方

ここからは、スニーカー系の子供靴の正しい洗い方・手入れの仕方を(手洗い編)ご紹介していきます。

 

まずは子供靴の汚れ具合を確かめる

子供は毎日いろいろな場所で遊び、家路につきます。

汚れの種類は様々で、毎回同じような汚れだとは限りません。

どこで遊んできたのか聞いてみて、汚れ具合を確認するのも一つの方法です。

お子さんとのコミュニケーションにも繋がるのでおすすめ。

 

中敷を外してみる(サイズ感チェックにも◎)

靴の中で最も汗を吸収し、汚れやすいのが「中敷」

子供靴の大半は汚れることを想定して中敷が取れるようになっています。

中敷を取り外して子供靴を洗うようにすることをおすすめします。

 

砂はしっかり落としましょう

子供は様々な場所で遊び、走り回ります。

そのため、靴の中には砂が溜まっている場合が多いです。

子供靴の中に溜まった砂を長期間放置しておくと固まってしまい、取ることができなくなってしまう場合があります。

特につま先に砂が溜まりやすいので、念入りに手入れをしてください。

 

子供靴のサイズ感をチェックできる良い機会

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中敷を外してみることで子供靴の中の汚れ具合をチェックできるだけでなく、子供靴のサイズ感をチェックできる良い機会にもなります。

子供靴を洗う時、時々子供靴のサイズが合っているかどうかをチェックしてみましょう。

お子さんの足を中敷の上に乗せ、一番長い足指から中敷の先端までの長さが5〜10mm程度空いている状態かどうかをサイズアウトの判断基準にすると良いです。

 

各部位のおおまかな汚れをブラシなどで落とす

子供靴は、ブラシや歯ブラシなどを使って以下のような部分の汚れを落とすようにしましょう。

  • 表面
  • マジックテープ
  • 内部
  • 中敷

 

38℃〜40℃のぬるま湯&薄めの中性洗剤で漬け置きする

各部位のおおまかな汚れをブラシなどで落としたら、38℃〜40℃のぬるま湯&薄めの中性洗剤で漬け置きします。

以下のような手順で進めると◎です。

  1. バケツに38℃〜40℃のぬるま湯を張り、中性洗剤を薄めに溶かす
  2. かかとを下向きしてバケツ内に入れ、子供靴全体が浸るようにする
  3. 15分間漬け置きをする
    ※汚れがあまり落ちていないようであれば、さらに15分間漬け置きをするのも○

ちなみに、熱湯は子供靴の変色を引き起こす原因になる可能性があるのでNGです。

 

仕上げのブラッシング

38℃〜40℃のぬるま湯&薄めの中性洗剤で漬け置きしたあとは、仕上げのブラッシングをしていきます。

落としきれていない部分の汚れは仕上げのブラッシングをすることで落とすことができます。

特につま先部分の汚れやゴミは臭いの原因や雑菌繁殖の原因になるので丁寧に取り除きましょう。

 

38℃〜40℃のぬるま湯か水ですすぐ

仕上げのブラッシングで汚れを落とすことができたら、38℃〜40℃のぬるま湯か水で子供靴をすすぎます。

この時、洗剤が残らないようにしっかりとすすぐようにしてください。

洗剤残りは臭いのもとになったり、雑菌繁殖の原因になる可能性があります。

 

かかとを下向きにし、風通しの良い場所で陰干しする

38℃〜40℃のぬるま湯か水ですすいだら、かかとを下向きにして陰干しします。

具体的には以下のような手順で行うのがおすすめです。

  1. 乾いたタオルなどでしっかり水気を取る
  2. かかとを下向きにして風通しの良い日陰で干す
    靴の中に新聞紙を入れて形を整えると◎。

 

子供靴を乾かす方法に「ドライヤー」「壁に立てる」はNG!

子供靴を洗った後、乾かす方法にドライヤーを使って強制的に乾かそうとしたり、壁に立てかけて乾かそうとしたりする方がいますが、これらの方法は子供靴の状態を悪くすることになるのでNG。

 

ドライヤー乾燥は子供靴の繊維を痛めてしまう

ドライヤーを使って子供靴を乾かすのは手っ取り早く乾かしたい時(急に洗ったばかりの靴を履かなければいけなくなった時など)に便利ですよね。

しかし、ドライヤーで子供靴を乾かすと繊維が傷んでしまい子供靴の寿命が短くなってしまったり、子供靴の形が変形してしまって履き心地が変わってしまうことにも繋がります。

なのでドライヤーを使用して子供靴を乾燥させるのはやめてください。

 

壁に立てて乾燥させると子供靴の形が変わってしまう

子供靴を洗った後に壁に立てて乾燥させる方も多いですが、子供靴を壁に立てて乾燥させると形が変わってしまう原因に。

子供の足は繊細で靴の影響を大きく受けてしまうため、乾かし方にもこだわらないといけません。

子供靴を干す時はぶら下げて干すのが◎。

先ほどお伝えした新聞紙を詰めて形を整える方法や割り箸を使って形を整える方法を取り入れてみてください。

 

コインランドリーにある靴乾燥機は使っても平気?

よくコインランドリーに設置されている靴乾燥機。

使ったことがある方も大勢いらっしゃるかと思います。

結論からお話しすると、子供靴を乾燥させるためにコインランドリーにある靴乾燥機を使用するのはおすすめしません。

これは、先ほどお話ししたドライヤーを使った乾燥方法や立てかけて乾燥する方法と同じような理由です。

コインランドリーにある靴乾燥機はすぐに乾くので使いたくなる気持ちはわかりますが、お子さんの足のことを想って、丁寧に手洗い・自然な乾燥方法で手入れをしていくことをおすすめします。

 

【洗濯機洗い編】子供靴(スニーカー系)の正しい洗い方・手入れの仕方

ここからは、スニーカー系の子供靴の正しい洗い方・手入れの仕方を(洗濯機洗い編)ご紹介していきます。

 

スニーカーや上履きなら洗濯機で洗える

洗濯機の洗える子供靴は全ての種類ではありません。

主に洗濯機で洗える子供靴の種類は「スニーカー」や「上履き」です。

布製の子供靴であれば、洗濯機で洗うことができます。

先ほどご紹介した手洗い編よりも手軽に子供靴を洗いたいパパママは参考にしてみてください。

 

洗濯機に入れる前にしておきたいこと

スニーカーや上履きのような布製の子供靴であれば洗濯機で洗うことができるということはお分りいただけたかと思いますが、衣類を洗っている洗濯機にそのまま子供靴を放り込むはNG。

お分かりの通り、洗濯機が砂利や砂で汚れてしまい故障の原因に。

また、衣類を汚してしまう原因にもなります。

 

まずは歯ブラシで靴の大まかな汚れを落とす

まずは歯ブラシを使い、子供靴の表面の汚れを落としていきます。

ソール(靴底)には小石や砂利が挟まっている場合があるので、念入りにチェックして取り除いておきましょう。

 

靴紐(ある場合)・中敷(外せるタイプの場合)を外す

靴紐があるタイプの子供靴、中敷が外せるようになっているタイプの子供靴は洗濯機に入れる前に事前に外しておきましょう。

靴紐も中敷も外して洗うことで、より綺麗に洗うことができます。

 

汚れがひどい場合はここで漂白を

もし子供靴の汚れがひどい場合には、洗濯機に入れる前に漂白をするのがおすすめです。

使用するのは泡の力で汚れを落としてくれる「酸素系漂白剤」

38℃〜40℃のぬるま湯に酸素系漂白剤を入れ、30分間子供靴を漬け置きします。

 

子供靴の漂白に「塩素系漂白剤」はNG

子供靴の漂白に塩素系漂白剤を使用するのはおすすめしません。

塩素系漂白剤は色紙を分解して白くするので、繊維へのダメージが大。

また、色付きの子供靴は色が抜けてしまいます。

子供靴の漂白には必ず酸素系漂白剤を使用しましょう。

 

子供靴を靴専用の洗濯ネットに入れる

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子供靴・洗濯機自体を傷めないために、子供靴を靴専用の洗濯ネットに入れます。

販売されている靴専用の洗濯ネットの中にはクッションが入っているものもあるため、そういったタイプの靴専用の洗濯ネットに子供靴を入れて洗濯機で洗うことで衝撃を緩和してくれる効果があります。

子供靴を靴専用の洗濯ネットに入れて洗うと良いメリットには「音の軽減」もあります。

洗濯機で子供靴を洗うとガタガタガコガコとうるさくなりがちですが、クッション性の高い靴専用の洗濯ネットに入れて洗うことで洗濯音の軽減が可能です。

 

 

 

液体洗剤&「通常コース」で洗濯開始

子供靴を靴専用の洗濯ネットに入れたら、液体洗剤を使用し、「通常コース」で洗濯を開始します。

この時粉末洗剤は溶け残ってしまう可能性があるので、液体洗剤がおすすめです。

液体洗剤は普段お使いの衣類用のものがあればそれでOK。

液体洗剤の量と水の量は多めにしておきましょう。

そうすることで洗浄力と傷つきにくさがUPします。

 

干す時は吊るして陰干し

液体洗剤&「通常コース」で洗濯が終了したら、子供靴を吊るして陰干しします。

子供靴は直射日光に当たると縮んでしまう可能性が高いため、必ず陰干しをすることをおすすめします。

 

靴洗い専用の洗濯機もある

「子供靴を手洗いするのは面倒...」

「子供靴を服を洗う洗濯機で洗うのは抵抗がある...」

そういった方におすすめなのが「靴専用の洗濯機」です。

 

例えばこちらの「バケツウォッシャー」

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15分間の自動運転で子供靴を洗ってくれる画期的なアイテムです。

子供靴の他にも

  • 農作業着
  • お子さんのスポーツユニフォーム
  • じゃがいもなどの農作物の泥汚れ
  • 雑巾やタオル

といったものも綺麗にしてくれます。

 

 

 

 

綺麗にした子供靴は防水スプレーで汚れ予防を

せっかく綺麗に洗った子供靴。

できればそのままの綺麗な状態をキープしたいものですよね?

そこでおすすめしたいのが「防水スプレー」

防水スプレーは様々な種類がありますが、中でもロングセラーで人気の防水スプレーがスリーエム(3M)の「防水&UVカットスプレー」です。

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防水だけではなく、UVカットもできる便利な1本。

また子供靴だけではなく、レインコートや傘、アウトドア用品にも使用できる優れものです。

 

 

 

子供用長靴の正しい洗い方・手入れの仕方

ちなみに、子供用の長靴の正しい洗い方・手入れの仕方もあります。

先ほどご紹介したスニーカー系の子供靴の正しい洗い方・手入れの仕方よりもシンプルです。

ぜひこちらも参考にしてみてください。

 

38℃〜40℃のぬるま湯で水洗いする

バケツに38℃〜40℃のぬるま湯を張り、子供用長靴を水洗いします。

この時ブラシは使わずにタオルでこするようにしてください。

※ブラシは素材を傷めてしまう可能性があります。

 

風通しの良い場所で陰干しする

子供用長靴を38℃〜40℃のぬるま湯で水洗いした後は風通しの良い場所で陰干しします。

この時注意すべきなのは折り曲げずにまっすぐに立てて保管すること。

折れ曲がった部分はひび割れを起こしやすくなってしまうため、注意が必要です。

 

子供用長靴の保護をする

ゴム長靴の場合、ホームセンターやカー用品店で売られているツヤ出し剤などの「ゴム用保護剤」(車のダッシュボードやタイヤなどに使うもの)を塗るのがおすすめ。

定期的に塗るとゴムの劣化を防げて効果的です。

ただ、注意すべきこともあります。

ゴム用保護剤は必ず水性のものを使用するようにしてください。

※主成分はシリコーン、洗浄成分として界面活性剤入り

油性(溶剤性)はゴムを劣化させてしまったり、発火や中毒などの危険性もあります。




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