こんな方におすすめ
- オーガニカリー(Organically)がどんなブランドなのか詳しく知りたい!
- オーガニカリー(Organically)で取り扱いのあるカテゴリーやアイテムが知りたい!
- オーガニックコットンの基礎知識が知りたい!
オーガニカリー(Organically)というブランドを知っていますか?
オーガニカリー(Organically)は名前からも想像がつく通りオーガニックコットン専門のブランドで、パパママ向けウェアからベビー用品まで幅広く取り扱っています。
もともとは代官山のママたちや有名女優さんたちがこよなく愛するブランドとしてその知名度を獲得したわけですが、最近ではSNSを中心に全国のパパママたち(特にママたち)から人気があります。
そこでこの記事では、オーガニカリー(Organically)というブランドがどういうブランドなのか、どんなアイテムを取り扱っているのかを中心に「オーガニカリー(Organically)の人気の理由」や「オーガニカリー(Organically)の魅力」をお伝えしていきます。
「オーガニックコットンを惜しみなく使っているおしゃれなブランドを探している」
「肌触りの良い素材を使ったアイテムが欲しい」
といったパパママやギフト・プレゼントをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
オーガニカリー(Organically)ってどんなブランド?
オーガニカリー(Organically)はどういうブランドなのか。
そしてなぜ人気なのか。
ここではオーガニカリー(Organically)はどんなブランドで、どのような想いでブランドが作られたのかなどをご紹介していきます。
オーガニカリー(Organically)を立ち上げたのは“とあるパパママ”
オーガニカリー(Organically)を立ち上げたのは服飾デザイナーのパパとグラフィックの経験を持つママ。
パパは当時アパレルブランドで仕事をしており年に4回ほどコレクションを展開する仕事にも携わっていたそうです。
新作を作って売れ残ったらセールにして売り、また新作を作る繰り返しは「アパレル業界の無駄」と考えるようになった時期があり、この時期にオーガニックコットンに興味を持ち始めたといいます。
(パパ自身、幼少期にアトピーで悩まされた経験も)
しばらくしてお子さんを授かり、「子供にもオーガニックコットンを使ったものを使って欲しい」という思いが強くなり、次第に「多くのパパママや赤ちゃんにもオーガニックコットン製品を使って欲しい」という考えに至ったそうです。
オーガニカリー(Organically)の想いやこだわりがとにかく素敵
地球温暖化や環境汚染が問題視される現代。
深刻な問題だけれど目を背けがちな事柄ですが、私たちにもその脅威が迫っています。
成人病・アトピー・花粉症などは地球温暖化や環境汚染が関係していると言われています。
確かにこれらは昔はなかった病気。
現代ならではの問題と言えます。
オーガニカリー(Organically)を立ち上げたのは、服作りに長く携わってきた“とあるパパママ”。
自分たちには一体何ができるのだろうと考えた結果、行き着いたのがオーガニックコットンだったそうです。
素敵な考えですよね。
安いコットンは様々な過程で悲劇を生む
日本では価格が安いタオルや洋服が多く流通しています。
その多くは大量生産されたコストが安いコットンを使用しているから。
こうしたコストの安いコットンを生産する過程では、コットンを生産している農家の人々が高額な農薬を購入するために多額の借金をしていたり農薬で体を汚染されたり、重労働を日々強制される小さな子供達がたくさんいたりしているそうです。
さらには農薬で汚染された土、地中に溶け込み汚染された水もとても深刻な問題となっています。
(日本ではあまり報道されませんが、現地ではとても深刻な被害です)
現代に多い「汚染されたコットン」は使用しない
現在流通している多くのコットンは除草剤・殺虫剤・枯葉剤といった化学薬品を大量に使用して作られているものばかり。
本来オーガニックコットンは丁寧に人の手で草を取り、害虫から守りながら大切に育てられてきました。
昔はごく当たり前のように行われてきた「手間や時間をかけて栽培・収穫する」という工程が、利益を追求した生産工程にすり替えられ、汚染されたコットンが多く流通するようになったというわけです。
コットンを生産する農家の人たちにとっても、コットン製品を身につけたり使用する人たちにとっても、地球にとっても優しくできる小さな一歩はオーガニックコットンにすること。
そこえオーガニカリー(Organically)を創設したパパママは汚染されたコットンを使用せず、オーガニックコットンだけを使用するブランドを作りたいと思い、オーガニカリー(Organically)というブランドをスタートしました。
オーガニカリー(Organically)は3つのこだわりを持っているブランド
オーガニカリー(Organically)はブランドを展開する上で3つのこだわりを持っています。
【オーガニカリー(Organically)が持っている3つのこだわり】
- 「オーガニック認証」を受けたコットンのみを使用している
- フェアトレードによるオーガニックコットンを使用している
- すべて日本製
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【こだわり①】「オーガニック認証」を受けたコットンのみを使用している
オーガニカリー(Organically)ではオーガニック認証を受けたオーガニックコットンのみを使用しています。
ここでは、オーガニック認証とはどんなものなのかについて触れながらお話を進めていきます。
オーガニック認証とはなに?
オーガニックコットンという言葉が一人歩きしていることもあり詳しく知られていない部分のお話になります。
オーガニックコットンは、コットンの品質や生産工程などに一定の基準を設けている第三者機関が認定したコットンのことを言います。
とはいっても第三者機関は数多くあり、基準も様々。
(厳しい基準の第三者機関もあれば、緩い基準の第三者機関もあります)
オーガニカリー(Organically)が認証を受けた「NOC」は世界最高水準の第三者機関
オーガニック認証を認定する第三者機関の中で、世界最高水準の第三者機関の一つが「日本オーガニックコットン流通機構(NOC)」。
1972年にフランスで設立された「国際有機農業運動連盟IFOAM(アイフォーム)」という機関があるのですが、日本オーガニックコットン流通機構(NOC)はこの国際有機農業運動連盟IFOAM(アイフォーム)の認証を受けている団体です。
ちなみに国際有機農業運動連盟IFOAM(アイフォーム)は農業関係者・科学者・消費者などが基準を作っており、国連・ヨーロッパ・アメリカの有機農業規格基準のベースにもなっているほど権威のある団体でもあります。
欧米諸国のオーガニック認証をする民間第三者機関はこの国際有機農業運動連盟IFOAM(アイフォーム)のガイドラインを使用しているほどです。
このように、世界最高水準のオーガニック認証を受けている日本オーガニックコットン流通機構(NOC)に認められているのが「オーガニカリー(Organically)」というわけです。
日本オーガニックコットン流通機構(NOC)には以下のような規定があります。
「日本オーガニックコットン流通機構(NOC)の規定」
1)一般綿と混ぜない
2)化学農薬を使わない
3)科学的な処理をしない
4)搾取的取引をしない
引用元:オーガニカリー(Organically)公式サイト
先ほど少しお話ししたように、オーガニック認証を与えることができる第三者機関には様々な評価基準があります。
例えば、
「オーガニックコットンと一般的なコットンを混ぜたものもオーガニックコットンとして認めますよ」
「先進国で生産されたオーガニックコットンを使用していれば認証を受けますよ」
といった緩い基準を設けている場合も。
こうなると、オーガニックコットンを使用しているという表記であっても実際は農薬を使って作ったコットンが混ざっていたり、ひどい場合はオーガニックコットンが全体の数パーセントしか使用されていないということも起きてしまいます。
(オーガニックコットンを使用していると宣伝している価格の安い製品に多いです)
オーガニカリー(Organically)はこのようなコットンの品質に関わる基準に目を向け、「本当に良い本物のオーガニックコットンを使うには日本オーガニックコットン流通機構(NOC)の認証を受けよう」ということで、日本オーガニックコットン流通機構(NOC)からオーガニック認証を受けることにしました。
ちなみにNOCには2種類の認証ラベルがある
日本オーガニックコットン流通機構(NOC)に認証を受けたオーガニックコットンには「認証ラベル」というものが与えられるのですが、この認証ラベルは「NOCコットン」と「NOCグリーン」の2種類があります。
この2つの認証ラベルには以下のような違いがあります。
【「NOCコットン」と「NOCグリーン」の違い】
- 「NOCコットン」:NOCがつくった基準を全てクリアした商品につけられる認証ラベル
- 「NOCグリーン」:オーガニックコットン認定を明確にされている・自然環境に配慮して製品化された商品につけられる認証ラベル
以下は「NOCコットン」と「NOCグリーン」の基準と基本原則に関する項目です。
詳しく知りたい方は参考にどうぞ。
「NOCコットン規準」
- 正統な認証機関が証明した有機栽培綿・オーガニックコットンを 常に100%使用する。
一般綿とは、いかなる理由があっても 混合しない。- 化学合成繊維との交織、交編はしない。
ただし製品機能上伸縮性が必要な靴下、肌着などの場合はスパン糸の混用規準を15%程度とし、混用内容はすべて表示する。
異種天然繊維との交織、交編は有機認証のあるものに限りでき、混用限度は40%とする。(ウール、シルク、麻など)- 綿本来の性能以上を求めた化学薬剤による機能増強加工はしない。
(機能増強加工とは漂白、化学的染色、抜染又は防染、防縮、柔軟等を示す)草木染め等 安全性が確認された天然染料での染色はできる。- 製品加工工程上、必要とされる化学合成の補助剤は常に最小限を求める(糸のロウ付け、糊付け等)
ただし完成品にそれらの材料が残留しないよう十分に洗浄する。- オーガニックコットン以外の素材や部材の使用限度は、全体重量の10%とし、内容はすべて開示できるようにしておく。
(芯地、裏地、刺しゅう糸、アップリケ、等)- ひも、ゴムひも、テープ、表示ネーム、ボタン、ファスナーなど付属材料は、生分解性の観点からできるだけ天然素材を使用する。
- 縫い糸は、できるだけオーガニックコットンを使う。
強度的に耐えられない製品については、合成繊維の縫い糸を使用できるが、部分的最小限とする。
できるだけ、漂白、蛍光加工していない 縫い糸を使用する。- 中綿を使用する製品の中綿は、オーガニックコットンに限る。
- Tシャツやバッグなどの製品プリントは、より安全性の高いインクを使用し、プリントの最大面積は本体面積の10%を限度とする。但し、安全が確認された天然素材でのプリントの場合は印刷面積の限定はしない。
- 洗浄の際はエコロジー、健康保持のため化学合成の洗剤を使わない。
(天然石けん、電解水、バイオ洗浄を推奨)
※以上の使用限度を示す数値の許容誤差範囲は3%とする
「NOCグリーンの基本5原則」
原則1
オーガニックコットンの栽培、製品製造の工程で自然環境、生態系に、またヒトの健康に悪影響を及ぼすことがあってはならない。原則2
主な原料に、遺伝子操作されたものがあってはならない。原則3
製品の製造工程で有害な化学処理をしてはならない。原則4
製品が廃棄または焼却された時、人体に有害な化学物質による環境汚染を引き起してはならない。原則5
原料、加工において、売買・取り引きは、社会的公正の上で行われなければならない。(フェアトレード)
【こだわり②】フェアトレードによるオーガニックコットンを使用している
オーガニカリー(Organically)ではフェアトレードによるオーガニックコットンを使用しています。
ここでは、フェアトレードとはどういったものなのか、フェアトレードプロジェクトの一つである「bioReプロジェクト」について触れながらお話を進めていきます。
フェアトレードってなに?「bioReプロジェクト」とはなに?
フェアトレードとは、資金援助などの国際的な協力のような支援とは異なり、発展途上国で作られる作物などを適正な価格で、そして公正な取引を行うことを言います。
フェアトレードを行うことで発展途上国で生産を行なっている人々の持続可能な生活が実現することができます。
オーガニカリー(Organically)が賛同しているフェアトレードは「bioRe」というプロジェクト。
- 有機農業のサポート
- 子供の教育支援
- 生産者や地域の人々の健康のためのインフラ整備
- 就農のための資金援助
- 生産者の自立支援 など
を行なっているフェアトレードプロジェクトになります。
bioReプロジェクトはオーガニックコットン事業で知名度の高いスイスの企業「REMEI社」が中心となり進められていて、
- 1991年:インドでbioReプロジェクトがスタート
現在は8,000軒以上の農家と契約 - 1994年:タンザニアでbioReプロジェクトがスタート
現在は2,000軒以上の農家と契約
という歴史があります。
一般的なコットン生産に関わる農家の人々の平均寿命が何歳か知っていますか?
なんと35歳が平均寿命です。
日本でもファストファッションは人気がありますが、これだけ安く手に入れることができるのは大量のコットンを安い人件費で、そしてたくさんの農薬や化学肥料を使用していることも関係しています。
しかし化学肥料や農薬などに汚染されるコットン生産者の人々は病気になったり、事業を存続するために借りた借金に苦しむなど問題が山積みです。
オーガニカリー(Organically)が賛同しているフェアトレード「bioReプロジェクト」はこうした問題を解決できるように進められている活動なのです。
オーガニック認証と同じように、フェアトレードに関しても「生産者」「その製品を使用する人たち」に優しい取り組みと言えますね。
【こだわり③】すべて日本製
オーガニカリー(Organically)の製品はすべて日本製。
メイドインジャパンにこだわって作られています。
ここでは、オーガニカリー(Organically)が日本製にこだわる理由や、どこでどのように作られているかを交えながらお話を進めていきます。
なぜ日本製にこだわる?メイドインジャパンにこだわる理由
日本人の手先の器用さは近年になってさらに世界中で注目されてきていますよね。
「伝統の技」「職人の技」は古くから培われていたもので、長年に渡って後世に受け継がれてきました。
オーガニカリー(Organically)はこの日本の確かな技術力(特に縫製と染色)を大切にし、長く使えるオーガニックコットン製品を作り続けたいという考えに至りました。
また、近年では食品偽造がきっかけで製品の産地や原産国を気にするパパママも増えました。
確かにどこで作られているかわからないものって安心しにくくなりましたよね...。
アパレル業界でも同じように、できるたけ安く生産して販売することでより多くの利益を出そうとする企業やメーカーさんが多いです。
先ほどもお話ししたように、オーガニックコットンを使用しているのにあまりにも安い製品は本物のオーガニックコットンを使用していない場合も。
そこでオーガニカリー(Organically)では生地から製品の生産完了まで全て日本で行うことで「本物のオーガニックコットンを使って信頼できる日本の職人さんに作ってもらっています」と胸を張って言えるブランドにすることをコンセプトポリシーにしています。
どこからもつつきようがない、本物中の本物を形にするブランドだということですね。
代官山のママたちや有名女優さんたちがこぞって欲しがるオーガニック製品だというのもなんだか納得できます。
縫製と染色はどこでどのように行われている?
ここでは、オーガニカリー(Organically)の製品を作る過程で行われる「縫製」と「染色」についてお話ししていきます。
誇り高きジャパンブランドと言える匠の技と産地にこだわっている様子が伺えます。
縫製
縫製に関しては、日本の職人さんたちの得意分野に合わせて適材適所で依頼をしています。
例えばカットソー類に関しては東京を中心とした関東エリアで作られ、アウターは岐阜県、デニム・パンツ類は岡山県(倉敷市)などで作られています。
岐阜県は昭和の時代にアパレル産業が盛んで、今も熟練された縫製技術が残っており、岡山県倉敷市はジーンズの生産が今でも盛んで「倉敷デニムストリート」が有名な場所でもあります。
各工場では生地の裁断・検品・仕上げまで全てを一括管理しているため、まさしくメイドインジャパンと言えますね。
染色
染色はデニムの聖地である岡山県倉敷市にある工場で行われており、化学染料を極力使用しない「天然染め」を中心に進められています。
天然染めは人工染めとは異なり自然本来の色合い(優しい色合い)になる特徴が。
自然の風合いが好きなパパママたちがお気に入りの風合いです。
ちなみに天然染めにもいくつか種類があるのですが、オーガニカリー(Organically)製品の天然染めには「草木染め」という種類の染色が施されています。
例えば「黒色は炭を使う」「ベージュはザクロを使う」「カーキはよもぎを使う」といったように実際に存在する草木から抽出された色素を使用するので自然な風合いになるのです。
日本古来から受け継がれる技術が現代の製品に活用されるって素敵ですよね。
ただ、天然染料は生地に色素を定着させるために「媒染剤(ばいせんざい)」という物質を使うのですが、この媒染剤には鉄・チタン・銅・鈴といった金属系物質が含まれていることも。
金属アレルギーがあるお子さんは安心して使えないですよね...。
そこでオーガニカリー(Organically)の天然染めに使用する天然染料では塩やヤシ油を使うなどできる限り天然成分で完結できるように工夫されています。
すごいこだわりですよね。
オーガニックコットンの基礎知識
オーガニカリー(Organically)を知る上でオーガニックコットンがどういうものなのか理解するのはとても重要なこと。
ここでは、オーガニックコットンとはどういうものなのか(カラーコットンについてや遺伝子組み換えについても)触れながら、オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンと一般的なコットンとの違いについてお話ししていきたいと思います。
オーガニックコットンとは?
オーガニックコットンは「無農薬で栽培されたコットン」
ここまでにお話ししてきた通り、一般的なコットンは害虫被害対策のためだったり品質管理を一定にするために化学肥料や農薬を大量に使用しています。
しかしオーガニックコットンは化学肥料や農薬を2年〜3年使用せず、有機肥料やてんとう虫を使った害虫対策をして自然本来の力で栽培されています。
オーガニックコットンは天然の油分を含んでいて、繊維がとても丈夫。
なので洗濯を繰り返しても弾力が失われにくく、長期間にわたって肌触りが良いです。
オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンと一般的なコットンとの違いは?
オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンと一般的なコットンとの違いについてお話ししていきます。
【違い①】使用されている農薬の量が違う
一般的なコットンは先ほどご紹介したような化学肥料や農薬を使用しています。
とあるデータでは、一般的なコットンに使用される農薬の量は全世界で使用されている農薬の量の1/4を占めているそうです。
コットン以外にも様々な農業がありますが、その1/4がコットンを生産する畑に撒かれているというのは驚きですよね...。
一方でオーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンは化学肥料・除草剤・殺虫剤などを筆頭に化学農薬を一切使用していません。
オーガニック認証を与える第三者機関の管理下で栽培されているオーガニックコットンは全世界の生産量のわずか1%未満だそうです。
オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンがいかに上質で希少価値が高いのがわかります。
【違い②】生産過程が違う
オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンと一般的なコットンは生産過程にも大きな違いがあります。
ここでは主に「栽培時期に見られる違い」「収穫時期に見られる違い」に分けてお話ししていきます。
栽培時期に見られる違い
一般的なコットンを栽培する際には多くの化学肥料や農薬を使用することをお話ししました。
具体的には以下のような場所に使用されています。
- 土を耕しながら化学肥料で土壌を消毒
- 種に防腐剤をふりかける
- コットンの葉に殺虫剤をふりかける
- 雑草を駆除するために除草剤を撒く
これらをすることで品質の一定管理が可能になったり虫が寄ってこなくなるなどのメリットがありますが、このメリットはあくまでも生産者目線でのメリット。
実際には土の中にいる微生物たちが弱って動けなくなり土が綺麗にならないため、農薬や化学肥料がないとコットンが育たない土壌とかしてしまいます。
農薬や化学肥料を撒き続けていくと土はどんどんと不健康になっていき、やがてはコットンが育たなくなる土地になってしまいます。
一方でオーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンは特に殺虫剤の代わりになる以下のような作業工程を行い、土にも虫にもコットンにも人にも優しい環境で栽培されています。
- 虫の嫌いな刺激臭のする植物(ニンニクや唐辛子など)を植える
- てんとう虫などの益虫を活用する
- 虫が嫌う植物エキスを撒く
- 草取りは手作業
こういった作業工程をすることで、品質の高いオーガニックコットンが収穫できるだけでなく、何十年経ってもオーガニックコットンを作り続けることができるのです。
収穫時期に見られる違い
一般的なコットンは収穫の時期になると枯葉剤を使用して、効率的にコットンの収穫をします。
枯葉剤を使用して収穫しやすい状態になりますが、コットンの成長度合いは未熟。
コットン本来の弾力がない状態で摘み取られてしまいます。
ちなみにTシャツ1枚を作るために使用されるコットンはおよそ200gですが、Tシャツを1枚に150gの農薬類が使用されるそうです。
一方でオーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンは枯葉剤を使わずに手作業で摘み取られます。
わかりやすく言えば、お茶摘みのような感じです。
収穫するのに最適な状態のオーガニックコットンを見極めて収穫されるのです。
ちなみに収穫されるオーガニックコットンは早摘みから遅摘みまでを3段階から4段階に分けて収穫されるため、品質が一定です。
このように非効率な方法で収穫されるオーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンは手間も時間も大幅にかかってしまいますが、枯葉剤を使わずに最高の状態で収穫されるため、肌触りも弾力も最高品質で製品の素材として使用できます。
【違い③】製品化までの工程が違う
先ほど、一般的なコットンは枯葉剤を使用して効率よく収穫するということをお話ししました。
そうして収穫されたコットンには枯葉や枯れた枝なども混じっているため、コットンとそれ以外の分離をします。
その後は綺麗な白色にするために漂白剤を使用したり、発色を綺麗に見せるために蛍光剤を使用したり、柔らかさを出すために柔軟剤を使用したりと様々な化学的処理が施され、あたかも上質なコットンかのように仕立てられていきます。
ちなみにこのような化学薬品は汚染水を作り出す原因とされており、企業の出す汚染水の20%はアパレル業界の工場から排出されているというデータも。
一方でオーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンは加工の工程においても化学的な処理が一切行われていません。
オーガニックコットンは海外で栽培・収穫されているため、糸にするまでは海外の工場で行い、その後日本に輸入されてきます。
ちなみに糸にする工場はオーガニックコットン専用の生産ラインなのでその他の素材が混じることはありません。
日本に輸入されてきたオーガニックコットンの糸はやがて生地となるのですが、この生地にする際の工程で使われるのは「蜜ろう」です。
(通常は石油系成分)
生地が仕上がってからは最終的に洗浄するのですが、この時に使用するのはオーガニック認証を取得している石油系原料や合成香料保存料など。
人体にも環境にも悪影響がないものを使用しています。
また、オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンの染色は岡山県倉敷市の工場で行われるとお話しをしましたが、基本的にはオーガニックコットン本来の色合いを大切にしており、生成りにこだわりを持っています。
オーガニカリー(Organically)ではどんなアイテムの取り扱いがある?
オーガニカリー(Organically)では以下のようなカテゴリーやアイテムの取り扱いがあります。
【オーガニカリー(Organically)で取り扱いのあるカテゴリーやアイテム】
オーガニックコットンにこだわっているブランドであることに加え、名入れができたり、自然素材を使用したナチュラルグッズやセレクトアイテムを取り扱っているのも特徴的です。
それぞれ簡単にご紹介していきます。
出産祝い向けアイテム
オーガニカリー(Organically)は出産祝いのアイテムとしても人気があります。
出産祝いをお探しの方は以下のカテゴリーから詳細を確認してみてください。
- 出産祝いギフトセット
- 女の子におすすめの出産祝いギフトセット
- 男の子におすすめの出産祝いギフトセット
- 春夏生まれの赤ちゃんにおすすめの出産祝い
- 秋冬生まれの赤ちゃんにおすすめの出産祝い
- 出産内祝い
- 出産祝いに人気の名入れ
名入れ可能なアイテム
オーガニカリー(Organically)が人気の理由は厳選されたオーガニックコットンを使用しているからだけではありません。
名入れをすることで世界で一つだけのアイテムに。
主に以下のようなアイテムに名入れをすることができます。
ベビー&キッズ向けアイテム
赤ちゃんや子供向けのアイテムは以下のような種類があります。
これから赤ちゃんを出産するご予定のあるパパママは「出産準備におすすめのアイテム」もご活用ください。
オーガニカリー(Organically)は伊勢丹とのコラボもしていますので、そちらもチェックするのをお忘れなく!
- 出産準備におすすめのアイテム
- ベビーバスローブ
- 肌着・ロンパース
- おくるみ・ブランケット
- スリーパー
- Tシャツ・フードパーカー
- パンツ・レギンス
- チュニック・ワンピース
- パジャマ・寝間着
- スタイ・くつした
- がらがら・おもちゃ
- 伊勢丹新宿コラボアイテム
レディース・ママ向けアイテム
肌触りの良いオーガニックコットン製品は赤ちゃんや子供向けの製品だけではありません。
ママのためのアイテムも豊富で人気。
アクセサリー類も自然派デザインでおすすめです。
メンズ・パパ向けアイテム
感度の高い男性たちからも支持があるオーガニカリー(Organically)のメンズアイテム。
ママとお子さんだけでなく、家族みんなで上質なオーガニックコットンアイテムを身に付けることができます。
植物タンニンでなめされた牛革を惜しみなく使用した日本最高峰の「栃木レザー」で作られたアイテムも注目です。
オーガニックコットンタオル
オーガニカリー(Organically)のオーガニックコットンの良さを最大限に味わうならタオルシリーズがおすすめ。
バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルなどサイズのバリエーションも豊富です。
タオルのギフトセットは出産内祝いや出産祝いのアイテムとして大人気。
厳選ナチュラルグッズ
オーガニカリー(Organically)では、環境に優しかったり体に優しいナチュラルアイテムも取り扱っています。
「暮らしを豊かにしたい」「生活消耗品にもこだわりを持ちたい」というパパママから人気のラインナップです。