こんな方におすすめ
- パパに家事育児を協力してもらいたい!
- 協力してもらう方法にはどのようなものがあるか知りたい!
日々家事育児に追われているママはパパにも協力してほしいと考えている方がほとんどではないでしょうか?
2014年に第一生命経済研究所が調査した「父親の子育てに関する調査」では「母親から見た父親の子育て状況への満足」という項目において、「かなり満足している」という方が9.4%、「ある程度満足している」という方が53.5%、「あまり満足していない」という方が30.8%、「ほとんど満足していない」という方が6.8%という結果が出ました。
つまり現状のパパに大満足しているママは1割程度であることが分かりました。
ではどのようにすればパパが協力してくれるのでしょうか?
今回の記事では、パパに家事育児を協力してもらう方法について詳しくご紹介していきたいと思います。
パパに家事育児の協力をしてもらいたいと思っているママ必見です。
家事育児は夫婦の絆を深めるチャンス!自分一人で頑張るのはNG!
家事や育児を夫婦で一緒に取り組むことで夫婦の絆を深めることができます。
日々の家事育児は毎日やることが山積みです。
家事育児に参加しているパパは少なく、ママ1人に任せがちになってしまいます。
そうするとママが精神的・体力的に限界が来てしまうことも珍しくありません。
この状態では家庭の雰囲気が悪くなり、子供に悪影響を与えてしまいます。
その為パパに家事育児に協力してもらうことが大切になってきます。
ママに余裕ができると夫婦の絆だけでなく、家庭の雰囲気も暖かいものになります。
絶対にママは一人で抱え込まず辛いときには辛いとパパに相談するようにしましょう。
【見える化シートの活用】まずは家事育児の分担を可視化して、現状把握をしてみよう!
まず家事育児の分担は、どんなやるべきことがあるのか可視化させることが重要です。
可視化には見える化シートを活用しましょう。
見える化シートとはその名の通り家事育児においてやるべきことを可視化させたものです。
見える化シートは、家事育児について夫婦間での話し合いのきっかけを作るコミュニケーションツールにもなります。
見える化シートで育児家事の分担をする方法・手順
まずは見える化シートを使用して家事育児を分担していきましょう。
以下のようにして見える化シートを作成してみると、現状の家事育児のそれぞれの負担が分かります。
- パパがやることが多い家事育児
- ママがやることが多い家事育児
- 二人で分担出来ている家事育児
パパが休みの日は比較的分担しやすいかと思いますが、平日仕事がある日はなかなか難しいでしょう。
その為に見える化シートで仕事から帰ってきたパパにでもお願いしやすい家事育児を見つけることが出来たりもします。
見える化シートの活用手順ですが、まずはパパ用のペンとママ用のペンでそれぞれが行っている家事育児に〇を付けていきます。
尚、二人で行っている部分はそれぞれのペンで〇を付けて◎にしましょう。
ここで付けた〇を見て日々の家事育児を可視化ができます。
この可視化を基にどのくらいの負担があるのかを話し合い分担を決めましょう。
見える化シートを作るとどんなメリットがあるのか
日々の家事育児は夫婦で意識することが大切ですが、パパは家事育児を意識することが難しい傾向にあります。
これはパパの場合は家事育児よりも職場に対する意識が高いことが原因です。
そこで見える化シートを活用することで、家事育児の全体像を明確にし、パパにも家事育児を意識してもらうことができます。
一方でママは、日々家事育児を意識出来ている方が多いですが、見える化シートを活用することで、効率的な家事育児に出来たり、パパにお願いすべき家事育児が分かります。
見える化シートで家事育児を分担することができれば、ママも休息の時間や自由な時間を確保することが出来るというメリットもあります
パパに協力してもらう方法
それではパパに家事育児に協力してもらう方法には、どのようなものがあるのでしょうか?
ここから具体的にお話ししていきます。
パパにどの程度求めているのかを話し合う(一方的な発言はNG)
まずは、ママがパパに家事育児にどの程度求めているか明確に話してみましょう。
パパは不透明な家事育児に不安を持っています。
そこで、してほしいことを話し合うと意外とその程度なのか、と安心して協力的になってくれる場合があります。
この話し合いではパパの負担、ママの負担を伝え合うことが大切です。
お互いの負担を考えた分担にすることを目指しましょう。
ただしここで一方的に話してしまうと非協力的になってしまうため、一方的な発言は控えて、パパの話にも耳を傾け妥協することも大切です。
パパの上司にならないこと
家事育児はママが主導権を握ることが多いです。
そこでどうしてもパパに「あれしてよ!」と命令的な口調になってしまうことがあります。
しかし命令形の口調をされるとパパもイラッとしてしまうため、命令的な口調ではなく、「あれしといてくれない?」など優しい口調でお願いするようにしましょう。
パパに家事育児を協力してもらうためには、上司にならず、平等に接していくことが必要となります。
一度パパに全部やらせてみる(不慣れ・下手でもOK)
家事育児の大変さをパパに理解してもらうことで、パパが一気に協力的になることがあります。
そこで、一度家事育児をパパに全部任せてみるということは非常に効果的です。
最初は何をしたらよいか分からないパパもいるため、その場合は具体的に指示すると良いでしょう。
また、パパに選択肢を与えて選択肢の中から選んでもらうという方法でもOKです。
パパは家事育児に不慣れなことも多く上手にできないこともありますが、そこは協力してくれていることに感謝し、許す心を持つことが大切です。
徐々に慣れていけばパパも問題なく家事育児をこなすことができるため、今後も協力的に家事育児に参加してくれることでしょう。
自分のできない時だけお願いするのはNG
自分の出来ない時のみ家事育児をお願いすることはパパがなんで「自分ばかり...」と思ってしまうためNGです。
日々の家事育児を行っているママさんは「そんなこともしてくれないの?」と思ってしまうかもしれませんが、パパに自分の嫌な家事育児を押し付けず、できるだけ平等になるようにお願いしてみることが大切になります。
もしも絶対にできない場合はパパさんが行った家事育児の分ママが別の家事を行う等して、パパとママの分担を崩さないようにしましょう。
また、自分の出来ない時にだけお願いしているとママができない時のみパパが家事育児をするというルーティンになり、日々のママの負担を減らすことができないため、結果的にパパに家事育児に協力してもらうことが出来なくなってしまいます。
パパに協力してもらうには、この目的を忘れないよう注意しましょう。
過度なこだわりはやめる(ママのやり方を押し付けない)
家事育児にはママ流のやり方があり、こだわりを持っている方も多いかと思います。
なので、パパの家事育児のやり方に不満を感じることがあるかもしれません。
しかし、この不満をパパにぶつけてしまうと「せっかくやったのに文句言われるならもうやりたくないな...」とパパに思わせてしまい、今後の家事育児に非協力的になってしまいます。
少しくらいやり方が間違っていても良しとして、まずは「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。
また、この時に「他にもこんなやり方があるよ?」とママ流のやり方を合わせて伝えることで、パパの家事育児スキルの向上が見込めます。
やってもらったらパパを褒める、パパに感謝する(褒めて次に繋げる)
パパが何か家事育児に協力してくれた時には「さすが!」や「もうそんなこともやってくれたの?!」などでパパを褒めちぎるくらいの気持ちでパパに感謝してみましょう。
人間だれしも褒められて悪い気はしませんから、褒めることで次もパパが協力してくれたり、自主的に動いてくれるようになったりします。
「ちょっと大げさだったかな?」と思うような褒め方でも良いかもしれませんね。
実際「ママがパパを褒めちぎるようになったら、パパが協力的になった!」というママも多く、パパに協力してもらうためには結構効果的なようです。
なかなかパパが協力してくれないことに悩んでいるママは是非一度試してみると良いでしょう。
あえてママが家事育児の手を抜いてみるのもあり
大胆な手法ですが、あえてママが家事育児の手を抜くことで、パパが家事育児をしてくれるようになることがあります。
ママが家事育児をしないのであればもうパパがやるしかないですからね。
また、ママが家事育児の手を抜くことはママ自身の心の健康を保つために重要です。
多くのママは完璧なママを目指してしまい気疲れしてしまうことも珍しくありません。
そんな気疲れを回避するためにはほどよく手を抜くことも大切です。
ほどよく手を抜くためにパパに家事育児をお願いするときには子供を巻き込んでお願いすると効果的です。
「○○がパパと遊びたいって言ってたよ~」など子供が言っていた発言に対し少し脚色を付けて伝えると、協力してくれるパパが多い様です。
Time Tree(タイムツリー)でスケジュールをシェアするのもおすすめ
日々の家事育児は可視化させることが難しいですが、お互いのスケジュールを把握することで、可視化させることもできます。
そんなスケジュール把握にはTime Tree(タイムツリー)というサービスがおすすめです。
Time Tree(タイムツリー)は対象の相手とスケジュールをシェアできるサービスで、LINEから簡単に対象の相手を追加することができます。
夫婦間で使用しているパパママも多く、夫婦でのダブルブッキングを防ぐことができ、保育園や幼稚園の送り迎えに遅れてしまうといったあるあるの問題を未然に防ぐことができます。
また、Time Tree(タイムツリー)に家事育児の予定をいれることで、一日のスケジュールの中に家事育児が自動的に組み込まれるため、家事育児に非協力的なパパも必然的に協力してくれるようになっていきます。
また、Time Tree(タイムツリー)はスケジュールをシェアするという特性上、パパに直接口で伝えなくてもママのスケジュールが伝わります。
家事育児で忙しいとなかなか自分の趣味の予定を口で伝えにくいですが、Time Tree(タイムツリー)であれば口で伝えることなくパパに予定を把握してもらうことができます。
その分趣味の予定の後は「ここはママが送り迎えに行くね」など、家事育児に協力してくれたお返しの予定を入れると良いかもしれませんね。
夫婦間のあるあるの問題ですが、いつも料理をしているママは「この日飲み会あるなら言ってよ!晩御飯作っちゃったじゃん!」となることもしばしばあるでしょう。
しかしTime Tree(タイムツリー)でスケジュールをシェアしておけば「この日は飲み会あるから晩御飯いらないのかな?」と事前に把握してパパに確認することができ、スケジュールの効率化を図ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家事育児はママに任せがちなパパが多い様ですが、ママの本音は「パパに家事育児に協力してほしい!」ですよね?
パパに家事育児に協力してもらうためには、今回のような見える化シートを活用したり、ママがパパへの接し方を変えるなど、様々なコツがあります。
最初は非協力的なパパでも感謝の気持ちを持ってお願いし続けることによって、だんだんと家事育児に協力してくれるパパになっていってくれるはずです。
是非今回の内容を踏まえてパパにお願いしてみて下さいね。