産後ダイエット

【産後の体調不良はいつまで続く?】産後になりやすい体調不良別に解説

投稿日:2021-07-26 更新日:




こんな方におすすめ

  • 産後の体調不良の原因が知りたい!
  • 産後の体調不良・症状がいつまで続くのか知りたい!

 

産後には様々な体調不良になってしまいます。

産後の体調不良は不安になってしまうことが多いですが、この体調不良の原因や期間はいつまでなのでしょうか?

また、どのような症状が出てしまうのでしょうか?

 

今回の記事ではそんな産後の体調不良の症状や原因を解説していきます。

産後の体調不良に悩まれているママ必見です。

 

産後の体調不良。原因のほとんどは「ホルモンバランスの乱れ」

産後はイライラしたり寝れなかったり生理が不安定になったりしてしまいます。

これらの原因は産後の女性ホルモンの乱れによって引き起こされます。

この女性ホルモンの乱れにより血流の悪さと免疫力の低下を起こすことがこの体調不良の直接的な原因になります。

 

更に産後は授乳やおむつ替えといった子育てがあるため、睡眠不足に陥りがちです。

睡眠不足は自律神経の乱れや免疫量の低下を招いてしまうため、更なる体調不良になってしまいます。

 

【産後になりやすい体調不良一覧】症状はいつまで続く?

産後には精神的に不安定な状態になったり様々な体調不良に見舞われてしまいますが、実際にはどのような症状がでるのでしょうか?

更にこの症状はどのくらい続くのでしょうか?

 

イライラする

産後のママは必要以上にイライラしてしまったり、警戒心が以上に強くなるという症状がでます。

これは一般的にガルガル期と呼ばれる時期です。

この時期にはパートナーに強く当たってしまったり些細なことで怒ってしまうといった状態になってしまうママが多い様です。

 

ガルガル期は赤ちゃんの生後1ヵ月ほどで落ち着くママがほとんどのようで、これはママが子育てに慣れてくるためだと言われています。

ちなみにガルガル期は自分の子供を守るという本能によるものなので、たとえパートナーに強く当たられてしまっても冷静になるようにしましょう。

 

不眠・寝れない

産後には眠いのに寝られないという症状が出てしまいます。

主にこの原因は産後鬱やスマホが原因だと言われています。

産後鬱とは産後に細切れにしか休めないことにより引き起こされるものです。

 

特に周囲に頼れる人がいないママに起こりがちなので、パートナーが支えることが重要になります。

また、スマホから発せられるブルーライトには睡眠を妨げる効果があります。

ブルーライトを寝る前に見てしまうと脳が起きてしまい眠ることができません。

 

産後の睡眠不足はいつまでという期間限定のものではない為、ママ自身の意識次第でいつでも改善されますが、一般的には1週間から遅くとも1ヵ月ほどで睡眠不足が改善されたママが多い様です。

スマホをいじりたくなる気持ちも十分にわかりますが、赤ちゃんのために寝る前のスマホいじりは控えるようにしましょう。

 

生理が不安定・生理不順

産後しばらくの間は生理が止まります。

個人差があるようですが一般的には産後7ヵ月ほどで生理が再開します。

長い方では1年ほど止まる方もいます。

 

更に生理が再開しても1ヵ月ごとに生理が来なく生理不順になることも珍しいことではありません。

生理が中々来ないことで不安になるママも多いですが、産後は育児のストレス等でどうしても生理不順になってしまいますので、必要以上に不安にならないようにしましょう。

 

また、生理が来ないという不安やストレスも生理が遅れる原因になります。

 

肌荒れ

産後はホルモンバランスの乱れや睡眠不足から肌が荒れてしまいがちです。

産後の肌荒れは食生活を見直すことで改善されます。

美肌効果のあるビタミンA・ビタミンB・ビタミンC・ビタミンEの摂取のほかに腸内環境を整えることも重要です。

 

食物繊維や乳酸菌を積極的に摂取することにより肌荒れ改善の可能性がグッと高まります。

また、産後の肌は敏感になっているため今まで使用していた化粧品は刺激が強すぎることがあります。

この刺激が肌荒れを招いていることも珍しくないため、産後は低刺激の化粧品に変えることもおすすめです。

 

食生活や化粧品を変えても肌荒れが改善されないようであれば皮膚科を受診するようにしましょう。

 

太る・体重や体型が戻らない

産後に太ってしまったり以前の体重に戻らないということは一般的にも良く知られている症状です。

産後太り言われる症状ですね。

前提として産後太りには個人差があり、体質や元々の筋肉量により産後の体重変化は大きく変わります。

 

産後太りは骨盤のゆがみにあると言われています。

ママは出産のために骨盤が開きますが、この骨盤の開きが産後も戻らない方もおり、骨盤が開いていることで体がまだ妊娠していると勘違いしホルモンを多く分泌してしまいます。

 

この過剰なホルモン分泌により太りやすかったり体重が戻らないということを招きます。

特に帝王切開した場合は骨盤の開きが戻らないことが多いですが、日頃の姿勢習慣を見直すことにより骨盤の開きは改善されるため正しい姿勢を意識して生活しましょう。

 

また、産後3ヵ月~6ヵ月ほどは体重が減りやすい期間ですので、この期間に骨盤のゆがみを直し、体重を戻すように取り組みましょう。

 

髪の毛がゴワゴワする

出産する前は髪の毛がサラサラだったのに産後は髪の毛がゴワゴワになってしまうといった症状に見舞われるママがいらっしゃいます。

この原因はホルモンの乱れもありますが、子育ての忙しさによるヘアケア不足や生活習慣の乱れが原因になる場合があります。

産後は子育てに追われヘアケアは怠ってしまいがちですが、しっかりとしたヘアケアをすることにより改善されます。

 

また、十分な睡眠をとり、生活習慣を出産前のように戻すことにより自然に髪質が改善されることもあるようです。

このゴワゴワ期間は半年~1年程続くようですが、美容室や髪に良いシャンプーに変えることで早くゴワゴワ期間を抜け出すことができます。

 

産後の出血が止まらない

産後にレバー状の塊や鮮血が出ることに驚かれるママも多いですが、これは自然なことですのでご安心ください。

これは悪露(おろ)と呼ばれる現象です。

悪露は徐々に収まっていくもので、産後6週間ほどで悪露がなくなる方がほとんどです。

 

ちなみに悪露には段階があり産後1週間ほどで赤褐色になり量も少なくなる、2週間ほどで淡黄色、1ヵ月ほどで白いおりものそして、6週間ほどで収まります。

6週間ほど経過しても悪露が止まらない場合には病院を受診することをおすすめします。

 

ただし帝王切開した場合には長引くことがあるため要注意です。

 

生理の出血が止まらない

悪露も終わり、生理が来た時にいつもより血が多かったり出血が止まらないということがあります。

これは赤ちゃんのベットになっていた脱落膜が産後も子宮内に残っており、この脱落膜が生理と同時に出てくるためです。

また、産後は女性ホルモンが通常よりも分泌されます。

 

これにより無排卵の月経が起こり不正出血を起こすこともあります。

更に、生理ではなく膣に肉芽ができてしまいそこから出血している場合もあります。

この場合は病院に受診し肉芽を排除してもらうことで解決します。

 

出血が止まらないという症状で一番注意しなければならないのは子宮頸がん等の悪性の腫瘍ができてしまっていることです。

肉芽も悪性腫瘍も診察が必要なため、以上に出血してしまう場合には産婦人科を受診しましょう。

 

おりものが多い

前提としておりものは生理周期で量や形状が変化します。

おりものはホルモンバランスで変化することもあり、産後はホルモンバランスが乱れがちなので、これにより産後はおりものが多くなる場合があります。

個人差がありますが、産後ホルモンバランスが戻るには1年程の時間を要します。

 

ホルモンバランスが原因の場合はおりものが通常の量に戻るにもこれくらいの期間が必要となります。

量が多いことは異常ではありませんが、おりものの色や臭いに変化があった場合には受診をするようにしましょう。

黄色く濁ったものや臭いのあるおりものは感染症の疑いがあります。

 

抜け毛が多い

産後に起こるママの抜け毛は分娩後脱毛症と呼ばれるものです。

これはどのママにも起こりうる症状のため過剰に不安になる必要はありません。

髪にはエストロゲンという女性ホルモンが含まれており、このエストロゲンには髪が抜けることを抑える働きがあります。

 

妊娠中はエストロゲンが多く分泌されるため抜け毛が減りますが、産後はエストロゲンが急激に減るため一気に抜け毛が増えるといった現象を招くのです。

とはいっても髪は女性の命です。

抜け毛を少なくするに越したことはありません。

 

抜け毛を減らすためには積極的なたんぱく質の摂取や運動による血流の活性化が有効です。

また、1日6時間以上の睡眠をとることも重要です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

産後は様々な体調不良に見舞われてしまいますが、その原因のほとんどはホルモンバランスの乱れと、産後の生活習慣の乱れからくるものです。

ママは一人で頑張ってしまいがちですが、周囲の人に頼りながら子育てをしていくことで休息の時間を取るようにしましょう。

 

そうすることで、精神状態や体調を安定させることができます。

そして何よりも重要なことはパートナーが頑張りがちなママを支えることです。

産後のママはガルガルしていたり、強く当たられてしまうこともありますが、冷静に対応しましょう。

 




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