こんな方におすすめ
- 赤ちゃんのお祝い事の順序が知りたい!
- お七夜、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、初節句、初誕生についての詳細が知りたい!
「お七夜(おしちや)」「お宮参り(おみやまいり)」「お食い初め(おくいぞめ)」「ハーフバースデー」「初節句(はつぜっく)」「初誕生(はつたんじょう)」など、出産してから訪れる行事は盛りだくさん。
あなたは赤ちゃんのお祝い行事ごとについて、ちゃんと知っていますか?
特に1人目の赤ちゃんを出産した新米ママ・新米パパの中には「何の行事がどの順番であって、どういった流れで進めればいいのかわからない...」という方も多いかと思います。
ただでさえ子育ては不慣れなことばかりですから、赤ちゃんのお祝い行事にまで手が回せないでいるというパパママも多いはずです。
そこでこの記事では、出産前から知っておきたい「赤ちゃんのお祝い行事ごと」を男女別・時系列順にご紹介しています。
仕事に子育てに忙しいパパママが、それぞれのお祝い行事ごとについて理解しやすいようにまとめてみました。
赤ちゃんを出産する予定があり、赤ちゃんのお祝い行事ごとの順序やそれぞれ準備しておくべきこと、流れやマナーなどを把握しておきたいというパパママはぜひ参考にしてみてください。
【生後7日目】お七夜(おしちや)・命名式
まずはお七夜(おしちや)から見ていきましょう。
お七夜(おしちや)は、赤ちゃんの生まれた日を0日とカウントし、7日目にあたる日に行うお祝い事のことを言います。
【お七夜(おしちや)の数え方・カウントの仕方の例】
1月1日に生まれた赤ちゃんのお七夜:1月8日
お七夜(おしちや)に呼ぶべき人は誰?
お七夜(おしちや)に呼ぶべき人は誰が適切なのか。
昔は親戚や近所の方々を招いて盛大にお七夜(おしちや)を開催するのが一般的でしたが、最近ではママパパのご両親を招くだけのパターンが多いです。
もしご両親が遠方に住んでいる場合にはママパパのみで行うもしくは来れる方だけのご両親が来てくれる場合もあるようです。
周りの人々に感謝の気持ちを伝える場でもあるお七夜(おしちや)ですが、ママの体調が安定しない時期でもあるので呼ぶ人に気を使うなどの無理は禁物です。
ただ、名付け親がいる場合はその名付け親をお招きするのはマナーなので忘れずに招待するようにしましょう。
お七夜は生後7日目に行うお祝い・命名式を行うお祝い
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お七夜(おしちや)は
「家族や親戚とともに赤ちゃんの誕生を祝う」
「家族や親戚とともに健やかな成長を願う」
「家族や親戚に赤ちゃんの名前を披露する(=命名式)」
といったことを主な目的として行います。
お七夜(おしちや)はなぜ7日目に行うの?
お七夜(おしちや)の歴史は平安時代にまで遡ります。
もともとお七夜(おしちや)は平安時代の貴族(平安貴族)の習わしとして出産当日に行うお祝い「初夜」、生後3日目に行うお祝い「三夜」といったように奇数日ごとに赤ちゃんの誕生を祝う行事が頻繁に開催されていました。
(これらの行事のことを「産立ち(うぶだち)の祝い」と言います。)
江戸時代になり、「産立ち(うぶだち)の祝い」の中に含まれていた生後7日目の夜に行うお祝いである「七夜」が庶民に浸透したことが現在のお七夜(おしちや)の原点だとされています。
今は医療技術が進歩しているので可能性が低くなっていますが、平安時代や江戸時代の頃は赤ちゃんが生後7日を迎える前に亡くなってしまうことも多かったため、お七夜(おしちや)を迎えるということはとてもめでたいことだったようです。
お七夜(おしちや)はぴったり生後7日目にやらないといけない?
ここまでにお七夜(おしちや)の歴史を交えて概要を解説しましたが、ここで「お七夜(おしちや)はぴったり生後7日目にやらないといけない?」という疑問が生まれてくるかと思います。
結論から言うと「生後7日以降でもOK」です。
お七夜(おしちや)をぴったり生後7日目にやらなくてもいい理由は主に2つあります。
【お七夜を生後7日目にやらなくてもいい理由①】
ママと赤ちゃんの体調が関係しているから
お七夜(おしちや)は生後7日目に行われてきた日本の伝統的な行事の一つ。
ですが、よくよく考えてみれば生後7日は赤ちゃんにとってもママにとっても体力的にきついと感じる時期でもあります。
例えば帝王切開で出産したママであれば傷口が痛む時期であったり、もし万が一赤ちゃんが未熟児だった場合は退院日がずれる場合もあります。
なので「お七夜(おしちや)だから生後7日目にやらないといけない!」という決まりはありません。
赤ちゃんの誕生を祝いためのめでたいお祝い行事なので、赤ちゃんの体調もママの体調も万全な日にお七夜(おしちや)を行うのが理想です。
ママは赤ちゃんを出産したばかりで体力的にも精神的にもキツい時期なので、パパが「お七夜(おしちや)は落ち着いたらでいいから気にしないでゆっくり休んでね」「お七夜(おしちや)の予定は僕が考えておくから大丈夫だよ」と伝えてあげるだけでも全然違います。
【お七夜を生後7日目にやらなくてもいい理由②】
名前が決まってない・命名書がない場合があるから
先ほど、お七夜(おしちや)は赤ちゃんの名前を披露するお祝い行事「名付け祝い」という別名を持っているということもお話ししました。
これは、その土地に住んでいる「産神様(うぶがみさま)」に赤ちゃんの名前を報告するためだとも言われています。
赤ちゃんの名前を毛筆で書いた「命名書」を神棚に飾ってお供えをします。
(赤ちゃんの名前を太く大きく書き、読み仮名を横にふるのが一般的)
ですが、日本の法律では出生届の期限は出生後14日まで。
赤ちゃんの名前を7日目までに決められていないパパママも非常に多いです。
それもそのはず、赤ちゃんが一生使う「名前」ですから、安易には決められないですよね。
なので無理矢理生後7日目に名前を決めてお七夜(おしちや)を行う必要はありません。
法律に従い、生後14日以内に出生届を出して命名書を作成するようにしても構いません。
お七夜に必要な「命名書」の正しい書き方
お七夜(おしちや)に必要な命名書の正しい書き方についてもご紹介しておきます。
命名書には主に2種類(正式・略式)あります。
正式な命名書の正しい書き方
- 奉書紙を上下ふたつ折りにし、輪を下にして、さらに左右を三つ折りにする。
- 内側の右中央部分に「命名」と書く
- 内側の真ん中に「父親(もしくは母親・両方)の名前・続柄」、「赤ちゃんの名前・生年月日」を書く
- 内側の左1/3に「命名した年月日」「名づけ親の名前または両親の名前」を書く
- 奉書紙を右側の「命名」が一番上にくるようにして、三つ折りにする
- 同じ奉書紙を使って上包みをし、その表中央に「命名」と書く
略式の命名書の正しい書き方
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- 半紙の中央に「赤ちゃんの名前」を書く
- 左に「生年月日」を書く
- 「両親の名前・続柄」を書き入れてもOK
正式な命名書は形式張って堅苦しく感じるパパママも多いかと思います。
命名書は基本的に「赤ちゃんの名前」「生年月日」が書いてあればいいという認識でも構いません。
最近は略式の命名書を作成するパパママがほとんどです。
「略式の命名書はどこで手に入れる?」と疑問に思っているパパママも大勢いますが、ネットから略式の命名書のテンプレートをダウンロードできたり、パパママ向けの雑誌の付録で用意されている略式の命名書を使用するようにしてもOKです。
また、略式の命名書には名前以外に以下のような項目を加えておくとオリジナリティが出せておすすめです。
- 出生児の身長・体重
- 出生児の赤ちゃんの写真もしくはパパママと一緒に写っている写真
【命名書は神棚に飾らなくてもOK】
最近はベビーベッド付近に貼るパパママも
命名書は神棚に飾るのが本来の風習でしたが、最近ではベビーベッドの近く(コルクボードや壁など)に貼って飾るパパママも多いです。
ただ、命名書を貼る位置は大人の目線よりも高い位置に貼るのがマナー。
これは名前を見上げるようにするためです。
命名書を飾る期間はいつからいつまで?
命名書を飾るタイミングはいつからいつまでなのかですが、命名書の完成〜生後21日目までが一般的。
この生後21日目はママの「床上げ」のタイミングです。
ただ、お宮参りの頃(生後1ヶ月頃)まで飾っておくパパママもいます。
命名書の正しい保管の仕方・しまい方
命名書は赤ちゃんが成人するまでへその緒と一緒に保管しておくのが昔からの習慣です。
最近の命名書の中にはへその緒用のポケットがついているものも販売されています、
(アルバムに貼っておくパパママもいます)
お七夜(おしちや)の基本的な内容と流れ
お七夜(おしちや)は地域によって風習が様々なので、ここではお七夜(おしちや)の基本的な内容と流れをご紹介していきます。
お住いの地域によって若干異なる場合があるので、お七夜(おしちや)詳しい内容や流れはその地域の方やどちらかのご両親に相談してみることをおすすめします。
【お七夜(おしちや)の基本的な内容と流れ①】あいさつ
お七夜(おしちや)の始まりは、パパもしくはママの挨拶からスタートすることが多いです。
(親戚やご両親が参加してくれた場合)
お七夜(おしちや)に参加してくれたお礼や、これまでのエピソード、どんな子に育って欲しいかを簡潔に話し、「これからもよろしくお願いします」というような締め方で結構です。
挨拶内容はパパママによって異なってくるので、アレンジはOKです。
【お七夜(おしちや)の基本的な内容と流れ②】命名式
次に、命名式として「命名書」を披露します。
名前の由来や名前が決まったエピソードを伝えると◎
名付け親がいて参加してくださっている場合は名付け親の紹介とスピーチを依頼するのもおすすめです。
命名式の終わりにお七夜(おしちや)に参加してくださった全員で記念撮影をするのがスムーズな流れです。
【お七夜(おしちや)の基本的な内容と流れ③】祝い膳をふるまう
お七夜(おしちや)の祝い膳では和食がベター。
以下のようなメニューが一般的な祝い膳です。
- 赤飯
- 尾頭付き鯛の塩焼き
- 天ぷら
- お刺身
- 筑前煮
- 紅白なます
- 昆布巻き
- お吸いもの
- 季節のくだもの
など
「お七夜の祝い膳は全て手作り?」と疑問に思われるパパママもいるかと思いますが、最近ではケータリングや食事宅配サービスで購入する傾向も強くなっています。
【お七夜(おしちや)の基本的な内容と流れ④】赤ちゃんの手形足形を取る
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お七夜(おしちや)では赤ちゃんの手形や足形を取ることも多いです。
以前までは取れやすいインクを使って赤ちゃんの手形や足形を取るのが主流でしたが、最近では紙粘土のようなものに手形や足形を型取るのが流行っています。
気になる方はこちらからどうぞ
「お七夜 手形足形」の検索結果が見れます。
もし里帰り出産中(実家)にお七夜(おしちや)を行う場合の流れ
出産するママの中には里帰り出産(実家に帰って出産準備)するという方もいるかと思います。
もし里帰り出産中にお七夜(おしちや)を行う場合はどういった流れになるのでしょうか?
お七夜(おしちや)は基本的にはパパの実家で行う場合がほとんど。
しかしママの実家でお七夜(おしちや)を行う場合も増えてきているので一概に「お七夜(おしちや)はパパの実家で!」というルールはありません。
もしママの実家でお七夜(おしちや)を行う場合には、事前にパパのご両親にその旨を連絡しておくのがマナーです。
また、命名書を書くのはパパ方(父方)のパパが風習的には正解。
ですが、里帰り出産で状況が変動する場合にはパパ自身が命名書を書くということでもOKです。
里帰り出産に関する詳しいことは「【出産予定日・出産準備・里帰り出産など】出産に関する“いつ?”をまとめました」を参考にどうぞ。
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【出産予定日・出産準備・里帰り出産など】出産に関する“いつ?”をまとめました
2019/12/29 ママ向けの記事, パパ・ママ向けの記事
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お七夜(おしちや)の費用は誰が用意する?(祝い膳の費用なども)
先ほどご紹介した祝膳の費用も含め、お七夜(おしちや)の用意は誰がするのでしょうか?
結論から言うと、パパママどちらの実家でも構わないようになっています。
一昔前までは内孫の誕生をお祝いするという意味でパパ方(父方)の実家が負担する風習が一般的でしたが、現在ではそういった縛りはなくなってきています。
お七夜(おしちや)に招かれた方は食事代を包んで渡す(御酒肴料・ごしゅこうりょうと言います)のがマナーです。
お七夜(おしちや)の用意をどちらが負担するのか決めかねてしまう場合にはパパママ自身が負担する方法もあります。
【生後1ヶ月目】お宮参り(おみやまいり)
生後1ヶ月目に行うお宮参り(おみやまいり)について見ていきましょう。
お宮参り(おみやまいり)は赤ちゃんの誕生を祝福し、健やかな成長を願うための行事。
(お宮参り(おみやまいり)は「産土参り(うぶすなまいり)」「初宮参り(はつみやまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」と言うこともあります)
赤ちゃんにお祝い用の衣装である産着(祝着)を着せ、赤ちゃんが生まれた土地の守り神である「産神様(うぶがみさま)」に参拝します。
「【お宮参りと乳児湿疹】写真撮影はどうする?美肌加工できるおすすめスタジオも紹介」では、お宮参りの時期と乳児湿疹が被ってしまった場合の対処法やその他のパパママがどういった対策をしているのか、そして乳児湿疹ができてしまった赤ちゃんのパパママが選んでいる「美肌加工できる撮影スタジオ・写真撮影サービス」をご紹介しています。
お宮参りと写真撮影を控えているのに乳児湿疹になってしまった赤ちゃんがいるパパママはぜひ参考にしてみてください。
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【お宮参りと乳児湿疹】写真撮影はどうする?美肌加工できるおすすめスタジオも紹介
2019/11/16 パパ・ママ向けの記事
こんな方におすすめ お宮参り前に乳児湿疹が出てしまったパパママの対策を知りたい お宮参りの写真撮影で ...
お宮参り(おみやまいり)付き添うのはパパママどちらの両親?
昔からの習慣では、赤ちゃん・パパママとパパのパパ・ママ(父方の義父母)が付き添うのが一般的ですが、最近ではママのパパ。ママ(父方の義父母)が付添うこともあります。
お宮参り(おみやまいり)はどこに行くべき?
お宮参り(おみやまいり)は赤ちゃんが生まれた土地の守り神である「産神様(うぶがみさま)」に参拝するのが一般的です。
しかしお宮参り(おみやまいり)にはママの安産のお礼参りの意味合いもあるので、安産の神様がいるとされる「水天宮」に参拝をするのもおすすめです。
【男女で異なる】お宮参り(おみやまいり)はいつ行く?
お宮参り(おみやまいり)にいつ行くかは男の子の赤ちゃんなのか女の子の赤ちゃんかどうかによって変わってきます。
- 男の子の赤ちゃんのお宮参り(おみやまいり)は生後31日目とされています。
- 女の子の赤ちゃんのお宮参り(おみやまいり)は生後32日目とされています。
一般的には上記のような目安がありますが、地域によっては若干の違いがある場合があります。
また、天候や休日祝日の都合、赤ちゃんとママの体調によっても変わってくるので、一概に「この日にお宮参り(おみやまいり)に行かなければ!」という決まりはありません。
あくまで目安としておきましょう。
春夏秋冬でお宮参り(おみやまいり)をいつ行くか決めるのもあり
赤ちゃんが生まれた季節(春夏秋冬)によっていつお宮参り(おみやまいり)に行くのかを決めるのもあるです。
例えば夏に生まれたのであれば真夏の暑い時期を避けたり、冬に生まれたのであれば寒い時期を避けるといったパパママもいます。
この辺は地域によっても異なってくるので、ご家族で話し合いをして決められた方がいいかもしれません。
(北海道や東北地方のような寒くて積雪量が多い地域の中には厳寒期を避けてお宮参りをする地域もあるそう)
「大安」もお宮参り(おみやまいり)の日取りの参考に
最近では大安・仏滅などのお日柄である「六曜」を気にせず、赤ちゃんやママの体調・お宮参り(おみやまいり)に付き添ってくれるご両親の都合などでお宮参り(おみやまいり)をするパパママが多いですが、六曜の大安を意識してお宮参り(おみやまいり)に行くパパママもいます。
大安が難しいようであれば、「友引」「先勝の午前」「先負の午後」なども好まれています。
お宮参り(おみやまいり)の仕方と正しい作法・マナー
お宮参り(おみやまいり)の正式な作法をご紹介していきます。
赤ちゃんを抱っこするのは誰が良いのかということですが、正しい作法としてはパパ方(父方)の祖母が赤ちゃんを抱っこするのが正しいとされてます。
しかし最近では赤ちゃんとパパママの3人だけでのお宮参りも多くなってきています。
お宮参り(おみやまいり)の参拝の仕方・手順
お宮参り(おみやまいり)の参拝の仕方・手順は以下のようなものが一般的です。
- 境内の手洗い場で手を洗い口をすすぎ、神前に進む
- おさい銭をあげ、鈴を鳴らし、2礼する。
- 大きくかしわ手を2回打ち、1礼。
お宮参り(おみやまいり)では家族でご自宅の神社に参拝するだけでもOKです。
もしきちんとした作法のもとお宮参り(おみやまいり)を行いたい場合には神社に予約をして「祝詞(祝詞)」をあげてもらうようにします。
お宮参り(おみやまいり)の「祝詞(のりと)」とは?
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お宮参り(おみやまいり)の「祝詞(のりと)」とは、神様や祭り神に祈る時に、その神社の神主さんが神前で申し述べる古体の文章(祝いの文章)のことです。
祝詞(のりと)をあげてもらう場合には、お礼を「白い封筒」もしくは「のし袋」にお金を入れて用意しておきましょう。
その際には以下のようなマナーを忘れずに。
- のし袋の表書きに「御初穂料」や「御玉串料」や「御礼」と書き、下段には赤ちゃんの名を書く
- のし袋の場合、水引きには白赤の蝶結びのものを選ぶ。
お宮参り(おみやまいり)のマナーは「2礼2拍手2礼(ニ拝二拍手一拝)」と覚えると忘れにくいです。
初詣・七五三などでも同じ作法・マナーです。
ちなみに「礼」は浅いお辞儀、「拝」は深いお辞儀。
ニ拝二拍手一拝の方がより心がこもったお参りとされています。
地域によっては犬張子(いぬはりこ)を贈る場合も
地域によって異なりますが、親族が犬張子(いぬはりこ)を贈る場合もあります。
犬張子(いぬはりこ)とはお産が軽いことで知られる犬を例えて安産祈願にも用いられてきましたが、魔除けとしてお宮参り(おみやまいり)のために贈られる場合もあります。
「でんでん太鼓」とセットで販売されているものが多いです。
お宮参り(おみやまいり)のあとは親族で食事会を
お宮参り(おみやまいり)のあとは親族で食事会をするのが一般的。
お宮参り(おみやまいり)の帰りにそのまま外食する方々も多いですが、昔からの風習ではどちらかの家で赤飯を炊き、様々な料理を振舞って参加したご両親とともに食事をして再度お祝いをするというのが一般的でした。
ちなみにこのお宮参り(おみやまいり)の食事会は大々的にやらなければいけないというものではありません。
これは、お宮参り(おみやまいり)という節目に赤ちゃんに関わりの深い人々が集まってお祝いをすることが重要だからです。
もし外食をするようであれば「お宮参り(おみやまいり)の食事会」として予約を
もしお宮参り(おみやまいり)のあとの親族での食事会をを外食にされる場合には「お宮参り(おみやまいり)のお祝い膳で◯名で予約をお願いします。」と予約しておくと◎
選ぶお店によってはお宮参り(おみやまいり)を意識したメニューや席を用意してくれる場合があります。
お宮参り(おみやまいり)の服装
お宮参り(おみやまいり)の服装にもマナーがあります。
正式には赤ちゃんの着る服はママ方(母方)のご両親が贈ってくれた「祝着」です。
以下のように、男の子と女の子でお宮参り(おみやまいり)の服装が異なります。
- 男の子の赤ちゃん:白羽二重に「のし目模様」の紺色の掛け着もしくは黒羽二重の紋付など
- 女の子の赤ちゃん:白羽二重に「友禅模様」の掛け着など
しかし最近では赤ちゃんとパパママだけでのお宮参り(おみやまいり)も多くなっているため、デパートや商業施設などで販売されているセットの祝着やレンタルの祝着を活用するのもおすすめです。
お宮参り(おみやまいり)時の赤ちゃんの着物の正しい着せ方
最近ではお宮参り(おみやまいり)の際にベビードレスやケープのような洋服を着せるパパママも多いですが、日本の伝統的な習慣に法って着物を着せるのもまた風情があっていいものです。
お宮参り(おみやまいり)時の赤ちゃんの着物の正しい着せ方は以下の通りです。
- 肌着の上に白羽二重の内着を着せる
- その上から掛け着(晴れ着)を羽織らせる
- 赤ちゃんを抱いた状態で抱っこしている人の首の後ろで付けヒモを結ぶ
もし夏場に着物を着せてお宮参り(おみやまいり)をする場合には、体温調整を忘れないようにしてください。
パパママ・同席する祖父母のお宮参り(おみやまいり)の正式な着物
お宮参り(おみやまいり)の際には、両親・同席する祖父母の正式な着物もあります。
もし赤ちゃんに祝着を着せるのであれば、パパママ・同席する祖父母(同席する場合)も留袖のような和服を着るようするのもおすすめです。
最近のお宮参り(おみやまいり)では色無地の着物や訪問着のような略礼服・略礼装でもマナー的にはOKのようです。
ちなみに赤ちゃんとパパママだけでのお宮参り(おみやまいり)の場合はパパがスーツ、ママが色無地の着物もしくはワンピース・スーツというのが一般的です。
出産内祝いはお宮参り(おみやまいり)が済む頃に贈るのがマナー
出産内祝いはお宮参り(おみやまいり)が済む頃に贈るのがマナーです。
詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
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お宮参り(おみやまいり)での神社へのお礼・初穂料・玉串料は誰が支払うべき?
お宮参り(おみやまいり)での神社へのお礼・初穂料・玉串料は誰が支払うべきなのでしょうか?
結論から言うと「決まりがない」です。
パパママの場合はパパママが支払い、ご両親がきてくださっている場合には父方・母方いずれかの祖父が支払う流れがあります。
もしご両親がきてくださっている場合には事前に話し合って決めておくとスムーズです。
お宮参り(おみやまいり)の初穂料・玉串料はいくら?
神社へのお礼としてお渡しする初穂料・玉串料は地域により相場が異なりますが、5,000円前後となります。
【生後100日目】お食い初め(おくいぞめ)
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お食い初め(おくいぞめ)は「赤ちゃんがこの先一生食べるものに困りませんように」という願いを込めて祝膳・祝膳を用意して料理を振る舞う(食べさせる真似をする)行事です。
お食い初め(おくいぞめ)は別の言い方で「百日祝い(ももかいわい)」と呼ばれることもあります。
お食い初め(おくいぞめ)の一般的なメニュー・献立
お食い初め(おくいぞめ)の祝膳の内容や食べさせ方は地域によって異なりますが、主に以下のようなメニューが一般的です。
- 尾頭つきの魚
- 赤飯
- 煮物
- 酢の物か漬け物
- 紅白の餅
- 吸い物(汁物)
上記のようなメニューに加えて「歯固め石」も用意します。
歯固め石は「石のように固いものでもしっかりと食べられるように」という願いを込めて、神社の境内から授かる場合がほとんどです。
お食い初め(おくいぞめ)の正しいやり方
お食い初め(おくいぞめ)はお店やホテルなど外食で行う場合も多いですが、自宅で行いたい場合には「お食い初め(おくいぞめ)セット」を取り寄せるのも一つの方法です。
お食い初め(おくいぞめ)で用意するもの
お食い初め(おくいぞめ)の料理
お食い初めのメニュー・献立は、鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5品を用意します。
先ほど紹介したメニューで構いません。
お食い初め(おくいぞめ)用の食器やお箸
お食い初めの食器は以下のような物を用意するとマナー的に◎です。
お椀
- お椀は漆器や素焼きのもの
- 【男の子用】全部朱塗りのお椀
- 【女の子用】外側が黒塗りで内側が朱塗りのお椀
祝い箸
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祝い箸は柳でつくられた、両端が細くなっているお箸のこと。
縁起が良いとされている必須のアイテムです。
歯固め石
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赤ちゃんに丈夫な歯が生えることを願うために行う「歯固めの儀式」で使用します。
お宮参り(おみやまいり)の際に神社から授かるのが一般的です。
お食い初め(おくいぞめ)の準備
お食い初め(おくいぞめ)の準備は「お食い初め(おくいぞめ)の日を決める」「お食い初め(おくいぞめ)の料理を手配」となります。
お食い初め(おくいぞめ)を行う日は乳歯が生え始めるとされる「生後100日〜120日目」が一般的ですが、その期間に必ず行わなければいけないわけではありません。
赤ちゃんの乳歯の生え方や健康状態で決めるのがおすすめです。
また、お食い初め(おくいぞめ)にご両親が参加してくださる場合は、家族・親族の都合が合う日取りで行うようにしましょう。
もしお食い初め(おくいぞめ)にご両親が参加できない場合には、後日お食い初め(おくいぞめ)当日に撮った写真を贈ってあげると喜ばれます。
お食い初め(おくいぞめ)の食べさせ役は「年長者」がマナー
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赤ちゃんに食べさせる真似をする役は「養い親(年長者)」が行うのがマナーです。
養い親は「長寿にあやかる」という意味合いから身内で最年長の人が行うのが一般的。
しかし最近では祖父母に頼むことも多くなっています。
ちなみに男の子の赤ちゃんなら男性、女の子の赤ちゃんなら女性が「養い親」となります。
食べさせる人の膝の上に赤ちゃんを乗せ、食べさせる真似をします。
お食い初め(おくいぞめ)の正しい順番
お食い初め(おくいぞめ)には、赤ちゃんに料理を食べさせる正しい順番というものがあります。
実際には赤ちゃんはまだ料理を食べることができないため、赤ちゃんの口もとに料理を近づけて食べさせる真似をします。
お食い初め(おくいぞめ)の正しい順番は以下の通りです。
1→6の順番で食べさせる真似を3回繰り返します。
- ごはん
- お吸い物
- ごはん
- お魚
- ごはん
- お吸い物
料理を食べさせる真似をした後は、事前に用意しておいた「歯固めの石」を使い、赤ちゃんの丈夫な歯が生えることを願うための「歯固めの儀式」を行います。
歯固めの儀式とは?
「石のように丈夫な歯が生えますように」という願いをこめて、歯固めの石を持ったそのお箸を赤ちゃんの歯茎に「ちょんちょん」とやさしく当ててあげるのが歯固めの儀式です。
誤飲を防ぐために、歯固めの石を直接歯茎や乳歯に当てることは控えてください。
歯固めの儀式の後は参加した大人たちでお食い初めセットを食べてOKです。
歯固めの儀式で使用したの歯固めの石は、神社の境内へ感謝の気持を込めて返納するのがマナーです。
【生後6ヶ月目】ハーフバースデー
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赤ちゃんが最初の誕生日まで半分(ハーフ)にあたる、生後6か月を迎えたお祝いのことを「ハーフバースデー」と言います。
ハーフバースデーはもともと海外の習慣でしたが、最近になって日本でも取り入れるパパママが増えてきました。
特に決まったしきたりはありませんが、誕生日と同じように家族でパーティーを開いたり、記念撮影をするのが一般的です。
【アメリカやイギリスが本場】
しかし日本のハーフバースデーは独特のもの
ハーフバースデーはアメリカやイギリスで行われてきた風習です。
(といっても本場のハーフバースデーは日本のハーフバースデーとは異なります)
アメリカやイギリスでは長期休暇中に誕生日を迎えてしまう子は友達に祝われる機会がないことから誕生日の6ヶ月前もしくは6ヶ月後にお祝いしようということで流行った祝い方です。
日本では生後6ヶ月に行う誕生日として流行したというわけです。
日本でハーフバースデーを行うタイミングはいつ?
日本では生後6ヶ月に行う誕生日として流行したということもあり、日本でハーフバースデーを行うタイミングは生後6ヶ月になります。
例:1月1日に生まれた赤ちゃんのハーフバースデー=7月1日
ハーフバースデーをお祝いする意味とは?
アメリカやイギリスで行われてきたハーフバースデーとは由来がことなる日本のハーフバースデーですが、そもそも日本で赤ちゃんのハーフバースデーをお祝いする意味にはどんなものがあるのでしょうか?
赤ちゃんは短期間であっという間に成長をしていきます。
生後6ヶ月の赤ちゃんといえば「寝返りを打てるようになる」「表情筋が発達してきてよく笑うようになる」「顔が変わってくる」「座れるようになる」といった成長が見られます。
日本のハーフバースデーはこのような赤ちゃんの成長を祝うための行事ということです。
ハーフバースデーの楽しい祝い方
離乳食ケーキ
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生後6ヶ月といえばちょうど離乳食が始まる時期でもあるので、「離乳食ケーキ」食べさせてお祝いするパパママも多いです。
インスタグラムやツイッターといったSNSで投稿しているパパママも大勢いるので、参考にしてみてください。
寝相アート
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最近SNSで話題なのが「寝相アート」
赤ちゃんの寝ている状態で着ぐるみやおもちゃなどのアイテムを使って写真を記念を撮ることを言います。
こちらもインスタグラムやツイッターといったSNSで投稿しているパパママも大勢いるので、参考にしてみてください。
【生後初の3月3日(女の子)・5月5日(男の子)】初節句(はつぜっく)
女の子と男の子で違うお祝い行事もあります。
それが「初節句(はつぜっく)・節句」です。
初節句(はつぜっく)は生まれて初めての節句を迎えたことをお祝いするもので、鯉(こい)のぼり・五月人形・雛(ひな)人形を用意したりなどしてお祝いする行事。
季節の変わり目に邪気を払い、五穀豊穣や無病息災を祈る儀式でもあります。
女の子であれば2月〜3月2日生まれの場合、男の子であれば4月〜5月4日生まれの場合は翌年にお祝いすることも多いです。
男の子・女の子によって日取りと用意するものが異なります。
- 男の子の初節句(はつぜっく)は生後初の5月5日(桃の節句(上巳の節句))
鯉(こい)のぼり・五月人形を用意する - 女の子の初節句(はつぜっく)は生後初の3月3日(端午の節句(菖蒲の節句))
雛(ひな)人形を用意する
生まれてから初節句(はつぜっく)までの期間が短いときは?
赤ちゃんが生まれてから初節句(はつぜっく)までの期間が短いときは無理せずに翌年の節句に行う場合がほとんどです。
赤ちゃんとママの体調を見て判断することをおすすめします。
初節句(はつぜっく)の正しいお祝い方法
初節句(はつぜっく)ではお祝いの飾りつけをしたり特別に用意した料理を食べたりしてお祝いします。
お祝いの飾り・食事のメニューは男の子と女の子で異なります。
初節句(はつぜっく)の正しいお祝い方法【男の子編】
男の子の初節句(はつぜっく)の正しいお祝い方法には以下のようなものがあります。
- 5月5日に鎧兜・武者人形(五月人形)・鯉のぼりなど飾る
- 柏餅やちまきを食べるのが一般的
(地域によっては笹巻や朴葉巻を食べる場合も)
また、4日の夜に枕の下に菖蒲を敷いて赤ちゃんを寝かせ、その翌日邪気を払うために菖蒲の葉をお風呂に浮かべた菖蒲湯に浸かるという風習も。
初節句の正しいお祝い方法【女の子編】
女の子の初節句(はつぜっく)の正しいお祝い方法には以下のようなものがあります。
- お雛様(雛人形)を飾る
- ちらしずし・ハマグリのお吸い物・菱餅・ひなあられなどを食べるのが一般的
雛人形や五月人形はいつから飾るべき?
雛人形は立春過ぎ〜初節句(はつぜっく)の1週間前を目安に飾るのが◎
節句の飾りつけを前日や当日に行う(一夜飾りと言います)のはあまり縁起が良くないとされています。
片付けは、節句が過ぎたらなるべく早く行うのが良いとされています、
五月人形は、春のお彼岸過ぎ〜初節句(はつぜっく)の数日前までに飾るのが◎です。
兜や五月人形は湿気で傷みやすいので、梅雨入りまでには片付けるようにしてください。
節句飾りはいつ誰が買うべき?
節句飾り(特に雛人形・五月人形)はもともと母方の実家から父方へ贈るという風習がありましたが、最近ではパパママや両家で相談してお金を出し合って購入するケースが多いです。
節句飾りは以下の時期に買うのがおすすめです。
- 雛人形:1月〜2月中旬
- 五月人形:3月上旬〜4月中旬
初節句(はつぜっく)の際に食事会の開催は必要?招待するべき人は誰?
初節句(はつぜっく)の際に食事会の開催は必要なのかですが、必ず開催しなければいけないわけではありません。
また、招待すべきなのはパパママのご両親ですが、必ずしも招待すべきという決まりもありません。
しかし初節句(はつぜっく)のお飾りなどをいただいた場合は招待をしてお礼の気持ちを伝えることをおすすめします。
初節句(はつぜっく)の内祝いを贈る際の正しいマナー
ここでは、初節句(はつぜっく)の内祝いを贈る際の正しいマナーについて解説してきます。
初節句(はつぜっく)祝いをもらったら、内祝いを返すのがマナー
初節句(はつぜっく)で雛人形や鯉のぼり、場合によっては現金をお祝いとして受け取ることがあります。
その際には内祝いと贈るのがマナーです。
初節句(はつぜっく)の内祝いの「熨斗(のし)」の書き方は?
初節句(はつぜっく)の内祝いには紅白5本蝶結び、水引きの熨斗を付けましょう。
表書きには「内祝」と記し、下に子どもの名前を書くのが一般的です。
赤ちゃんの名前に関しては「【子供の名前の決め方】名付ける時の注意点・男女別に人気の名前・参考になる本も紹介」も合わせて参考にしてみてください。
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【子供の名前の決め方】名付ける時の注意点・男女別に人気の名前・参考になる本も紹介
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初節句(はつぜっく)内祝いの金額はもらった額の半分~3分の1程度
初節句(はつぜっく)内祝いの金額はもらった額の半分~3分の1程度が相場。
お礼状と一緒に贈るとより丁寧です。
「【ひな祭りの意味や由来】ひな人形はいつからいつまで?誰が買う?自分で買うのもあり?」でも解説しています。
合わせて参考にしてみてください。
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【ひな祭りの意味や由来】ひな人形はいつからいつまで?誰が買う?自分で買うのもあり?
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また、初節句(はつぜっく)内祝いは出産内祝いの時のようなアイテムが人気です。
「【出産内祝い・出産祝いのお返し】貰って嬉しい人気のおすすめプレゼント・ギフト16選」も参考にしてみてください。
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【生後1年目・1歳】初誕生(はつたんじょう)
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初誕生(はつたんじょう)はその名の通り、赤ちゃんが初めての誕生日を迎えて1歳になる・なったことをお祝いする行事です。
初誕生(はつたんじょう)の伝統的なお祝いは「一升餅」「選び取り」の2種類があります。
初誕生(はつたんじょう)の伝統的なお祝いは「一升餅」「選び取り」
医学・医療が今よりも発達していなかった昔には、1歳を迎えることはとてもめでたいこととされてきました。
その1歳をお祝いする上で欠かせないのが「一升餅」「選び取り」です。
縁起の良い「一升餅」
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日本の慶事には、正月の「鏡餅」を始め、餅を供える伝統が数多くありますよね。
お持ちはめでたい時に必須の食べ物で、初誕生(はつたんじょう)の際にもマスト。
一升餅(約2kg)は一生とかけて縁起が良いということでおすすめです。
「一升餅」は背負う・踏む、どっち?」というパパママもいますが、「背負い餅」「踏み餅」どちらでも構いません。
「選び取り」は子どもの将来が分かる?
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1歳を迎えた赤ちゃんの目の前に様々な物を置き、興味のあるもの(手に取ったもの)で将来がわかるという儀式もあります。
選ぶものに決まりはないので、パパママで相談して決めてみるといいです。
【最近の初誕生文化】
生クリームが食べられない月齢・時期のケーキはどうしたらいい?
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昔は一升餅がお祝いの食事でしたが、最近はケーキを用意することも一般的になりました。
しかし離乳食が始まったばかりの赤ちゃんですから、生クリームは禁物。
その場合は赤ちゃんが食べれる食材で作ったケーキをプレゼントすると◎です。
【最近の初誕生文化】
写真館やスタジオでの記念撮影
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様々な節目のたびに撮っておきたい記念写真。
初誕生でも記念写真は撮っておくことをおすすめします。
最近はスマホの写真でも十分に綺麗ですが、写真館やスタジオでの記念撮影は衣装やセットが本格的なのでおすすめです。
【最近の初誕生文化】
セカンドシューズを揃える・準備する
出産して間もない頃にプレシューズやファーストシューズを履かせたというパパママも多いかと思います。
初誕生(はつたんじょう)の際はセカンドシューズをプレゼントすると良いです。
「プレシューズ」「ファーストシューズ」「セカンドシューズ」は似ていますが、それぞれに違いがあります。
違いがいまいち分からない方や人気のセカンドシューズを知りたい方は「【セカンドシューズの正しい選び方と男女別おすすめ5選】ベビーシューズとの違いも解説」を参考にしてみてください。
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【セカンドシューズの正しい選び方と男女別おすすめ5選】ベビーシューズとの違いも解説
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初誕生(はつたんじょう)にお呼ばれしたら何をするべき?用意するものは?
もし初誕生(はつたんじょう)に招かれた場合は、贈り物やお祝い金を持っていくのがマナーです。
贈り物やお祝い金の相場は以下の通りです。
- 友人や親戚:3,000円〜10,000円程度
- 祖父母:20,000円程度
初誕生(初誕生)のお祝いをいただいた場合のお返しは必要?
初誕生(初誕生)のお祝いをいただいた場合のお返しは必要なのか気になるパパママも多いかと思いますが、基本的には内祝いは必要ありません。
ただし、その代わりにお礼状やお礼の連絡は入れるようにすると◎です。
赤ちゃんお祝いごとや出産に関する情報
出産内祝い・出産祝いのお返し
出産祝いをいただいた方には「出産内祝い」を贈るのがマナーです。
しかし「出産内祝いにどんなギフトを贈ろう...」と頭を悩ませているパパママは大勢います。
出産祝いを贈ってくれた方との関係性や出産祝いの金額によって変わってきますから、難しく感じてしまいますよね。
「【出産内祝い・出産祝いのお返し】貰って嬉しい人気のおすすめプレゼント・ギフト16選」では、出産内祝い・出産祝いのお返しとして貰って嬉しい人気のおすすめプレゼント・ギフトをご紹介しています。
妊娠内祝いにどんなものをプレゼントして良いのか悩まれているパパママはぜひ参考にしてみてください。
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【出産内祝い・出産祝いのお返し】貰って嬉しい人気のおすすめプレゼント・ギフト16選
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【妊娠祝い・出産祝い・出産内祝いの基礎知識】マナー・金額相場・タブー事例などを紹介
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