こんな方におすすめ
- 産後ダイエット中の食事で注意すべき点について知りたい!
- 痩せやすい体になる食事習慣が知りたい!
産後ダイエットには朝食が大切ですが、食べないようにしたい食材や、注意すべき点がいくつかあります。
効果的に、そして体を労わりながら健康的な産後ダイエットを実践するために、今回の内容を理解してみていただきたいです。
ということでこの記事では、産後ダイエット中の朝食に関する注意点をわかりやすく解説していきたいと思います。
産後ダイエットを頑張るママは是非参考にしてみてください。
肉加工品の過剰摂取(ベーコン・ハム・ソーセージなど)
ベーコン、ハム、ソーセージなどには食品添加物が多く含まれている
肉の加工食品(ベーコン、ハム、ソーセージなど)は朝食で定番メニューになることが多いかと思いますが、添加物を多く含んでいるので産後ダイエット中は特に食べるのをやめた方がいい食材の一つです。
【肉加工品に使用される食品添加物の一例(ハム)】
- リン酸塩(Na)
肉の保水性や結着性を高め、食感を良くする
リン酸塩自体に毒性はあまりないと言われているが、過剰摂取するとリンがカルシウムと化合してカルシウムの吸収を妨げる
カルシウム不足でイライラの原因になる可能性も - 発色剤(亜硝酸Na)
肉に含まれるミオグロビン(肉色素タンパク)に作用し、ハムの色を鮮やかなサーモンピンクに保つ
微生物の増殖を抑制する(特に食中毒の原因となるボツリヌス菌の繁殖を抑える効果が高い) - ③増粘多糖類
粘り気・とろみを与え、食感をなめらかにする
肉の保水力や結着性を高める効果がある
※2種類以上の食品添加物が増粘剤として使用されている場合は「増粘多糖類」と一括表示される - ④たんぱく質加水分解物
肉にうまみを与える
インスタントラーメンのスープ、カレールー、ミートボール、レトルト食品、スナック菓子などにも含まれる
主な成分はアミノ酸とペプチド類
タンパク質を塩酸で分解加工した場合、発ガン性の疑われている「塩素化合物」が出来てしまう可能性がある - ⑤カゼインNa(ナトリウム)
水と脂肪を乳化させることで肉の結着性を向上させる働きがある - ⑥カルミン酸色素(コチニール色素)
明るいピンク色をつけるための着色料
中南米に多く生息するサボテンに寄生する昆虫「エンジ虫」の乾燥体から抽出されたもの
天然系食品添加物に分類されていますが、突然変異性(遺伝子に傷をつける作用)があると言われている - ⑦調味料(アミノ酸等)
味付けの補助役
調味料は複数の種類を組み合わせて使用される事が多く、同じ目的のために使用されるのであれば一括表示してもいい
最もよく使用されているのはアミノ酸糖類の「グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)」 - ⑧酸化防止剤(ビタミンC)
酸化による変質を防ぐ
風味が落ちるのを防ぐ
発色剤の働きを助け、色を安定させる
食品添加物は肝臓に負担をかける
産後ダイエットに欠かせない「基礎代謝」を向上してくれるのは肝臓です。
しかし食品添加物をたくさん摂取することで、肝臓に負担がかかり、筋肉の合成が後回しに。
そうなると筋肉が作られずに代謝があげられず、痩せにくい体になってしまうとされています。
できるだけ食品添加物が含まれていない食材、または食品添加物の含有量が少ない食材を朝食に食べましょう。
前日の残り物には「太る油」がたっぷり(トランス脂肪酸や飽和脂肪酸など)
「3つの太る油」は細胞の代謝を妨げるので産後ダイエットの天敵
産後ダイエット中の朝食で特に控えたい物の中に「前日の残り物」があります。
カレー、揚げ物の残りなど、何度も温め直したお肉やお魚は「トランス脂肪酸」「飽和脂肪酸」「オメガ6脂肪酸(リノール酸)」のような太る油が大量に含まれている可能性が高いからです。
これらの油は体内で代謝できないので老廃物として蓄積し、細胞の代謝を妨げ、産後ダイエットの邪魔をしてしまいます。
【3つの太る油】
- ①トランス脂肪酸
自然界にはない人工的に作られた油
マーガリン、ファットスプレッド(マーガリンとほぼ同じ)、ショートニング(スナック菓子や菓子パンに多く含まれる)が3大トランス脂肪酸
欧米では使用禁止になったり規制がかかっている油
痩せにくくなるというよりも健康被害をもたらす可能性が高い - ②飽和脂肪酸
常温で塊になっている油(肉の脂身、ラード、バター、ココナッツオイル、パーム油など)
人間の体脂肪も飽和脂肪酸
少なすぎても糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高くなるためある程度は必要だが、摂りすぎはNG - ③オメガ6脂肪酸(リノール酸)
サラダ油や加工された食品に多く含まれている
通常の食生活では過剰摂取となりやすい
アトピーや花粉症などアレルギー体質の原因になるとも言われている
油は体に必要不可欠。「新鮮な油」を摂取すること
とはいっても油(脂質)は人間の体にとって必要不可欠な栄養素で、全く摂らないのも問題。
油は
- 体のエネルギー源になる
- ホルモンの構成材料となる
- 人間の最小単位である細胞を包む膜を構成する
- ビタミンを吸収する働きをしてくれる
などの効果があります。
さかな暮らしダブルのようなEPA・DHAのサプリメントは新鮮な油を効率よく摂取することができるため、朝食と合わせて活用すると良いですよ。
産後ダイエット中のママは「太る油」ではなく「痩せる油」を積極的に摂っていきましょう。
糖類の過剰摂取は脂肪を溜め込みやすい体にする&老化スピードが早まる
糖類の過剰摂取は脂肪を溜め込みやすい体にしてしまう
疲れていたりイライラしている時は甘いものが食べたくなりますよね。
朝食に甘いものを欲しているのは脳が糖分を欲しているからと認識されがちですが、現代社会では意識していないとどうしても糖質過多な食生活になりがちで、それは「糖分依存」の可能性が高いです。
市販の野菜ジュース、甘い菓子パンやジャムたっぷりの食パン、シリアルなど、朝食に食べたり飲んだりしそうな物ばかりに糖分がこれでもかと入っています。
(果物の過剰摂取にも気をつけたいところ)
糖類の過剰摂取は脂肪を溜め込みやすい体にしてしまいます。
朝食を食べた直後、血糖値は急上昇。
そしてしばらくして活動を始めた頃に急降下し、脂肪の蓄積が進んでしまうというメカニズムになっているのです。
(朝食後に眠気やだるさを感じたら要注意)
AGE(終末糖化産物)によって老化が早まる
また、糖分が多い食べ物にはAGE(終末糖化産物)という老化促進物質が多く含まれているとされています。
糖質過多な食生活が定着化すると老けるのも早くなりますし、産後ダイエットで結果が出にくくなってしまう可能性も。
どうしても糖質過多になりがちだと感じている産後ダイエット中のママや、糖質過多な食生活なのかどうか不安なママは糖質吸収を抑える効果が期待できるサプリメントがおすすめです。
大豆製品や海藻類の過剰摂取も注意
大豆製品の過剰摂取は婦人科系疾患の原因になるリスクがある
大豆製品は血管をしなやかにしたり、骨粗鬆症予防や美容に効果的だとされており、女性は摂取した方がいいです。
しかし大豆製品の過剰摂取は婦人科系疾患の原因になる可能性もあるため、過剰摂取は注意したいところ。
イソフラボンの摂取量は一日に70mg~75mgが理想とされています。
- 納豆だけなら(1パック45g) 2パックで=約71mg
- 豆腐だけなら 1丁まるごと300gで=約80mg
- 豆乳だけなら(1パック200g) 2パックで=約82mg
- きな粉だけなら(大さじ1で6g) 大さじ8杯で=約77mg
が目安です。
毎日これだけの量の大豆製品を食べ続けることは難しい場合がほとんどなのであくまで目安量ですが、産後ダイエットを頑張るあまり食べすぎてしまいがちなママも多いため、注意しましょう。
海藻類に含まれるヨウ素(ヨード)の過剰摂取は甲状腺の機能に影響する場合がある
海藻類も産後ダイエットの強い味方ですが、海藻類に多く含まれているヨウ素(ヨード)の過剰摂取は甲状腺の機能に影響する場合がある言われています。
ヨウ素(ヨード)は、主に昆布・わかめ・のりなどに含まれていて、人間の体になくてはならないミネラルですが、一日0.095〜0.15mg(昆布:40~60mg相当)が目安とされています。
朝食に注意して産後ダイエットをしよう
今回は、産後ダイエット中の食事で注意すべき点についてわかりやすく解説していきました。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したように、日々私たちが摂取している食べ物の中には産後ダイエットの成功を邪魔してしまうようなものもあります。
ぜひ今回の内容を踏まえて、産後ダイエットを実践してみてください。
産後ダイエット中について詳しく知りたいママは「【産後ダイエット成功法】7割のママが知らない8つの痩せるコツと効果があった23の方法」も参考にどうぞ。
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